阪神タイガースの親会社、阪急阪神HDの第187回株主総会でファンからの要望が続出

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2025年6月17日、大阪市北区の梅田芸術劇場にて、阪神タイガースの親会社である阪急阪神ホールディングスの第187回定時株主総会が開催されました

この総会には、開会時点で1512人が参加し、阪神タイガースに関連する多くの質問や要望が寄せられました

株主からの熱い声

総会の序盤からファンからの野球関連の質問が相次ぎ、タイガースのチーム状況に関する意見よりも、甲子園球場の設備改善に関する要望が集中しました

例えば、ある株主は「甲子園の内野を天然芝にしない理由は何か?」と尋ね、試合数が多いために芝が傷むのであれば、品種改良などの技術的解決策を提案しました

カメラマン席への危険性について

また、選手がしばしばカメラマン席に飛び込むことについての危険性も指摘されました

「選手たちの安全を守るために、改善を望む」と強調した株主もいました

さらに、「満員札止めを謳いながら、アルプス席が空いている理由は?」との質問もあり、熱中症対策としてミストシャワーを増やす必要があると訴えました

上戸健司氏が回答

これに対し、常務取締役の上戸健司氏は「貴重なご意見」として次のように応じました

「芝のリニューアルについては、2009年の計画で議論があったものの、創設以来の黒土が一番良いとの結論に至りました

」空席の原因については、柱やフェンスが視界を遮る死角席が存在するためであり、理解を求めました

阪急阪神ホールディングスの株主総会では、阪神タイガースを愛するファンからの熱い要望が多く寄せられた。この声は、ファンの期待と球団の改善への意欲を示すものといえるだろう。
キーワード解説

  • 定時株主総会とは?
  • 甲子園球場とは?
  • 天然芝と土の違いとは?

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