広島戦で近藤が痛恨の負傷もソフトバンクが勝利、交流戦通算貯金100に到達

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2025年6月17日、マツダスタジアムで行われた日本生命セ・パ交流戦において、ソフトバンクが広島に2-0で勝利を収め、交流戦の通算貯金を12球団で断トツの100に達した

試合は、ソフトバンクの近藤健介外野手(31)が1回表に左越えの2点本塁打を放ち、これが決勝点となった

しかし、近藤は一塁ベースを踏んだ際に左足のかかとを負傷し、6回から途中交代を余儀なくされた

近藤の活躍と痛ましい負傷

試合開始から両チームは緊迫した展開を見せる中、0-0のまま迎えた1回表に、近藤が広島の先発投手である玉村から直球を捉え、逆方向のスタンドに飛ばす2号2ランを放つ

これによって、ソフトバンクは早くもリードを奪ったが、彼の喜びは一転して苦悶の表情に変わった

実は近藤は、15日のDeNA戦から痛みがあった箇所を再度負傷したといい、「昨日も結構痛かった

今日は何とか良くなってたので

それが悪化したって感じです」と述べた

這ってダイヤモンドを一周した後、彼はベンチ裏で手当を受けることになり、結果的には6回の守備から退くことになった

監督の苦しい判断

小久保裕紀監督は試合後、近藤の状態について「(痛みを)我慢していた」と説明

5回までプレーを続行させた理由については「追加点が入るまではと思っていた」と苦悩を隠さなかった

さらに、近藤の18日以降の出場は厳しい可能性があると語り、期待する選手がチームから離脱する不安を示した

交流戦での快進撃

とはいえ、この日の勝利によりソフトバンクは交流戦で通算貯金100を達成

これにより、3年連続での勝ち越しも決定した

近藤は4月に腰の手術を受けた後、5月27日に1軍復帰し、治療を経て試合に出場していた

彼は打率2割8分6厘、2本塁打、9打点という成績を残しており、打線の要として重要な役割を果たしてきた

今回の試合ではソフトバンクが勝利した一方で、近藤選手が負傷し、チームへの影響が懸念されます。近藤選手は現在重要な役割を果たしているため、早期の回復が望まれます。監督の苦しい判断もあり、今後の展開が注目されます。
キーワード解説

  • 交流戦とは?野球のセリーグとパリーグのチームが対戦する特別な大会です。
  • 本塁打とは?ボールが打者によってバットで打たれ、フェンスを越えることで生まれる得点のことです。
  • 打率とは?選手が打席に立った回数に対して、何回ヒットを打ったかを示す指標のことです。
  • リハビリとは?怪我や病気からの回復を目指して行う治療やトレーニングのことです。

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