中日ドラフト3位ルーキー・森駿太、勝利を導く活躍で存在感を示す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇17日 ウエスタン・リーグ くふうハヤテ2―4中日(ちゅ~る) 中日のドラフト3位ルーキー・森駿太内野手(18)が「3番・三塁」で先発出場し、9回に同点となる適時三塁打を放つなど、4打数2安打2打点の活躍でアピールした

試合は中日が4―2で逆転勝ちした

森は、この試合でスター性を感じさせるパフォーマンスを見せた

特に、同点犠飛と同点適時三塁打という2本の“殊勲打”で勝負強さを発揮し、プロ入り後初めてクリーンアップで起用された首脳陣の期待に応えた

森は試合後、「3回に相手に得点が入ったのは自分の守備のエラー(記録は安打)なので、何とかして取り返したかった」と自身のパフォーマンスを振り返った

試合のターニングポイントとなったのは9回だった

先頭の樋口が安打を放ち、続いて二盗で無死二塁とチャンスを広げると、森は変化球を右越えにはじき返し、試合を再び振り出しに戻す同点の適時三塁打を放った

また、7回には1死一、三塁の場面でも左翼へ同点犠飛を放っており、勝負どころでの粘り強い打撃が印象的だった

落合2軍監督は、「今日はあそこまで飛ばす能力というのを見せてくれました」と森を高く評価し、打順の意図について「コーチが1打席でも多くという意図で組んだと思いますので、伸び伸びやっていってほしい」と語り、選手への期待を寄せた

さらに、森は15日のソフトバンク戦でプロ2号となる2ランを打ち、持ち味の長打力を改めて見せつけた

「当てにいくバッティングはいらないと思うので、これからも自分のスタイルを崩さずに思い切って振っていきたい」と意気込みを新たにした

森駿太選手の活躍は、中日ドラゴンズの未来にとって非常に重要です。彼の勝負強さや適応力は、プロ野球界において非常に価値のある要素であり、特にクリーンアップでの起用は彼の成長を示すものです。若手選手が次々と活躍する中で、森選手の今後が楽しみです。
キーワード解説

  • ルーキーとは?新しくプロ野球チームに加入したばかりの選手のことを指します。一般的にはドラフトで選ばれた選手が多く、経験が浅いことが特徴です。
  • クリーンアップとは?野球の打順において、主に3番から5番の選手を指し、得点を狙うための重要な役割を担っています。
  • 適時三塁打とは?試合中に特定のタイミングで打たれ、走者が一気に得点を狙えるように三塁に進むことができるヒットのことを言います。
  • 犠飛とは?打者がフライを打ち上げて走者が進塁することを意味します。得点のチャンスを作るための重要なプレーです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。