広島カープ、ソフトバンクに完封負けで連敗ストップならず

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広島カープは6月17日、マツダスタジアムで行われたソフトバンクとの一戦で、投手陣の前に完封負けを喫した

試合は「広島0-2ソフトバンク」という結果に終わり、カープは連敗を続け、勝率も再び5割に戻る形となった

投手陣に抑え込まれた広島打線

広島打線は、この試合でわずか2安打のみと振るわなかった

特に、広島市出身の先発投手・有原はそのピッチングでカープ打線を封じることに成功し、新井監督も「今日は相手、有原君がナイスピッチングだったと思います」と称賛した

好機を逃したカープ

試合全体を通じて、カープには得点のチャンスが全くなかったわけではない

三回以降は3イニング連続で先頭打者が四球で出塁するなど、得点の可能性も見えた

しかし、相手投手の有原が放つ落ち球に苦戦し、続く打者が打ち取られる場面が多かった

朝山打撃コーチは「フォークとチェンジアップをいいところに投げられて見極めがなかなかできなかった

四球が取れた部分はあったが、いいところに投げられた」と振り返った

痛恨の走塁ミス

五回には、1死二塁の場面で末包が送ったゴロが原因で、二走・小園が飛び出してしまうアクシデントも発生

二塁へのヘッドスライディングで戻るも、アウトになってしまうという痛手を被った

新井監督はこのミスについて「点差と状況というのをもう少し冷静に

でも、何かあったら先を行ってやろうという気持ちは買います」と、選手を責めることはしなかった

次への期待
これでカープは三連敗となり、今季ソフトバンクには5連敗が続く状況

新井監督は「残り5試合全部ホームなので、マツダなので」と気持ちを切り替え、熱い声援を送り続けるファンに勝利を届けることを誓った

広島カープの今回の試合は、相手の投手が大変素晴らしいピッチングを見せた中で、打線がその攻撃を打破できなかったことが大きな要因と言えます。痛いミスもありましたが、監督のフォローもあり、次に向けた気持ちを維持する重要さが感じられます。
キーワード解説

  • 完封負けとは?:試合で相手チームが一度も得点できないまま敗れることを指します。
  • 四球とは?:投手が打者に対して、ボールがストライクゾーンに入らなかった際に与えられる1つの出塁機会のことです。
  • ヘッドスライディングとは?:走者がベースに触れるために体を横にしてすべるように進む走塁の技術を指します。

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