西武・隅田投手、初登板の横浜スタジアムで苦しい立ち上がりもチームを勝利に導く

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(日本生命セ・パ交流戦、DeNA-西武、2回戦、18日、横浜)西武の隅田知一郎投手(25)が、横浜スタジアムでの初登板に臨みました

この試合の前、彼はリーグトップの6勝(2敗)を上げ、同時に防御率も1.18という圧倒的な成績を収めていました

隅田は試合前の取材で「ライトにすごい風が吹いているので、右打者も左打者も右方向に長打が出ていると思う」と語り、風の影響を警戒しつつマウンドに上がりました

しかし、立ち上がりの1回には、1死から3連打を浴びて先制点を許す展開に

前回登板の10日阪神戦では、序盤に2点の先制を喫しながらも徐々に調子を取り戻し、7回を投げ切り2失点と好投しました

この試合においても、西口監督は「四回くらいから制球が定まり、立ち直ってよかった」と隅田の成長を評価したものの、隅田は「試合を苦しい展開にしてしまい、チームには本当に申し訳ない

もっと締まったピッチングをしなければ」と反省の念を示しました

西武は交流戦前時点で8勝5敗と好調で、首位ソフトバンクに1.5ゲーム差の2位につけています

隅田の力を借りて、交流戦初優勝、さらには2019年以来のリーグ優勝を目指します

試合中、チームは2回に山村の2ランホームランで逆転に成功し、隅田も三回と四回にそれぞれピンチを切り抜けるなどの活躍を見せました

隅田投手の初登板は風の強い横浜スタジアムという条件下でしたが、彼の誠実な気持ちと努力が感じられました。試合を重ねるごとに成長が期待される選手です。チームの勝利に貢献しつつ課題を理解し、次へと進もうとする姿勢がとても印象的です。
キーワード解説

  • 先発投手とは?:試合の開始時にマウンドに立ち、他の投手に代わるまで投げる選手のこと。
  • 制球力とは?:投手がボールを正確に投げる能力のこと。良い制球力は打者を抑えるために重要です。
  • 防御率とは?:投手が一試合あたりに許す得点の平均を示す指標で、低い数値が良いことを意味します。
  • 交流戦とは?:日本のプロ野球のリーグ間で行われる試合で、通常のシーズンとは異なる形式で行われます。

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