巨人・小林誠司が日本ハム戦で見せた勝利への貢献
2025年6月18日、東京ドームにおいて行われた交流戦で、読売ジャイアンツ(巨人)は北海道日本ハムファイターズに2対1で勝利を収めた巨人の捕手・小林誠司(36)は、今季初の出場で代打として登場し、チームの連勝をストップする重要な役割を果たした
代打登場時の雰囲気
試合は1-1の同点で迎えた7回相手のリリーフ投手・池田が登板した
この時、巨人の先発・西舘は7回を投げて5安打1失点という好投を見せていた
阿部慎之助監督(46)は西舘に代打を告げ、小林を送り出す
場内に響く「代打・小林!」のアナウンスに、ファンは大歓声で応えた
貴重な犠打
小林は初球をボールで見送り、2球目はバントファウルとなったが、3球目にはしっかりと犠打を決め、出塁したオコエを二塁に進めたこのプレーによって得点圏に走者が進み、続く打者・丸は中越えの適時二塁打を放ち、貴重な勝ち越し点を挙げた
小林の献身的なプレーは、ベンチの阿部監督を含むチームメイトの拍手を呼んだ
仲間への思いやり
9回に守護神・マルティネスと交代した先発捕手・岸田がボールを受ける際にワンバウンドしたボールが当たり、負傷したこの時、小林はタオルを持って駆け寄り、心配そうに岸田を気遣った
巨人の捕手陣の結束力と、ライバルでありながら深い友情を見せる場面であった
今季初出場の喜び
小林は今季のオリックス戦でも好投し、5回からマスクをかぶるなど存在感を示していたこの日はファンの声援を受けつつ、8安打6失点の投手を見事に封じ込める攻守の活躍を見せており、ファンからの期待に応え続ける姿勢が見られた
小林選手の活躍は、単なる技術だけでなく、チームスピリットや仲間への思いやりを感じさせるものでした。選手同士の結束やファンの声援が、試合をより盛り上げる要素となっていることを再認識させられました。
キーワード解説
- 犠打とは?野球において、走者を進めるために意図的にバントするプレーのことを指します。
- 代打とは?通常の打順とは異なり、交代で起用される打者のことを言います。特に重要な場面での出場が求められます。
- リリーフ投手とは?先発投手の後に登板し、試合を引き継ぐ投手のことです。試合の流れを受け継ぐ重要な役割があります。

