特に、これまで続いていたソフトバンク戦での連敗は、実に5試合ぶりの白星となった
試合は2-4で迎えた六回、先頭の菊池が二塁打を放つと、代打・野間が右前打を打って出塁
続く大盛は四球を選び、1死満塁の絶好機を迎えた
この場面で打席に立ったのは、来日初めて2番で起用されたファビアン選手だった
彼は尾形投手のスライダーを完璧に捉え、打球は左翼スタンドに大きなアーチを描いて飛び込んだ
これが逆転をもたらす満塁ホームランとなり、広島ベンチとファンは歓喜の渦に包まれた
先発投手の大瀬良は、試合序盤の二回に先制2点適時打を浴びると、四回には周東選手と中村選手の適時打で計4点を失い、4回9安打4失点で降板
彼の後を受けた2番手投手の高橋は、2イニング無失点で流れを引き寄せ、見事にチームを勝利に導いた
高橋はこの試合での勝利により、4年ぶりの勝利投手となった
広島は前カードの15日・日本ハム戦(エスコン)で7-0からの大逆転負けを喫し、続く17日のソフトバンク戦では完封負けを経験していた
しかし、この日の試合では逆転満塁弾を放った“神助っ人”ファビアン選手が、悪い流れを一掃するアーチをかけ、チームを復活させたことが評価されている
広島のファビアン選手の逆転満塁弾は、試合の流れを劇的に変える一発であり、チームにとって重要な勝利をもたらしました。これにより、連敗を断ち切り、選手たちの士気が高まることが期待されます。
キーワード解説
- 満塁ホームランとは?:試合中、ランナーが三人とも出塁している状態で打たれるホームランのこと。これにより、打者自身の得点も含めて最大で四点が入る。
- 先発投手とは?:試合の開始時にマウンドに立つ投手のこと。一般的に、試合の流れや結果に大きく影響を与える。
- 無失点とは?:投手が登板中に相手チームに得点を許さなかったこと。非常に優れた投球を示す指標となる。

