オリックス・西野真弘、家族の思いを胸に復帰初打席で安打を記録

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◆日本生命セ・パ交流戦 2025 中日6―3オリックス(18日・バンテリンドーム) オリックス・西野真弘選手(34)は、父親の他界という悲しい出来事を経て、復帰戦で感動的な瞬間を迎えた

昨年、打率3割という高い成績を収めた彼は、5回1死の場面で代打出場し、涌井選手の外角直球をうまく打ち返して左前安打を放った

このプレーは、チームが直面していた3点差から1点差に迫る重要な攻撃の起点となった

西野選手はその瞬間について「帰ってきて最初の打席

気持ちが入りました」と語った

自身の実父が11日に他界したことを受け、球団は彼のために十分な配慮を行い、5試合を欠場することを許可した

岸田監督からも「焦らなくていいから

しっかり見送ってあげて」と温かい言葉がかけられた

復帰後の初打席は緊張と感謝の気持ちが入り混じった特別なものであった

試合こそチームの連勝記録は5で止まったが、今年の西野選手の代打成績は良好で、これまでの試合で4打数2安打を記録している

また、彼は二塁と三塁も守ることができるため、岸田監督からの信頼も厚い

「いろんな準備をしてくれるので頼もしい」と賞賛されている

西野選手自身も「どこで出ようが、自分のやるべきことをやるだけです」とプロとしての姿勢を崩すことはない

家族への思いを胸に、勝負師としての覚悟を持ってプレーする背番号5が、今後どのような活躍を見せてくれるのか、ファンにとっても期待が高まる

西野選手の復帰初打席での安打は、単なる数字以上に家族への思いが込められた特別なものです。彼の置かれていた状況とそれに対する周囲の配慮、そして彼自身の向上心が感じ取れます。今後の試合でも、このような精神力が活かされていくことを願います。
キーワード解説

  • 代打とは?試合中に選手交代を行い、特定の打席を任される選手のことを指します。
  • 外角直球とは?投球の際、打者にとって体の外側のコースを狙った直線的なボールのことを言います。
  • 打率とは?打撃の成功率を表す指標で、ヒットの数を打数で割ったものです。

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