同点で迎えた７回、無死二塁で丸佳浩外野手（３６）が決勝の中越え二塁打を放った
先発の西舘勇陽投手（２３）は７回を投げ、５安打１失点と好投し自身２連勝を飾り、本拠地東京ドームではプロ初勝利を達成した
阿部慎之助監督（４６）の勝負手が的中し、今交流戦初の逆転勝利
これにより、１日で勝率が５割に戻り、交流戦最下位を脱出した
頼りになるベテランの丸が執念の一振りで勝ち越し打を放った
興奮した観客に押されるように打球は前進守備の中堅手の頭を越えていく
「チャンスだったので、積極的にいった
何とか気持ちで、外野を越すことができて良かった」と彼は語る
勝ち越しの決勝適時二塁打を放ち、二塁ベース上では自身のヘルメットを両手で交互に叩きながら歓喜を分かち合った
この場面では同学年の小林誠司選手が犠打を決め、好機を拡大した直後の打席であった
丸は「小林が真剣な表情で送りバントを決めている姿を見て、俺も頑張らなきゃな」と振り返る
打席では、池田の外角低め１４９キロの直球を捉え、昨季リーグ優勝に導いた“定位置”の１番での起用
今季はこれが３度目であり、２試合連続で起用されるのは初めてだ
阿部監督は「ベテラン２人（丸と坂本）に託している
率だけでなく、相手に対するプレッシャーも重要」と評し、常に選手たちに期待を寄せている
今季は開幕前に右大腿二頭筋筋損傷で悔しいスタートを切った丸だが、焦らずやるべきことに集中し続けた
約８週間のリハビリを経て復帰し、多くの努力を積み重ねてきた結果が表れた
西舘投手はこの試合で５安打を浴びながらも、しっかりとしたピッチングを見せ、プロ初勝利を手にしたことが評価される
全体的に巨人の選手たちが一丸となって勝利を掴み取る姿勢が強く見えた試合となった
この勝利により、チームの士気も向上し、これからの戦いへの期待が高まる
今回の試合では、巨人が接戦を制し連敗を止めたことで、チームの士気が高まりました。丸選手の活躍が勝利を引き寄せたことは特筆に値し、彼の経験と技術がチームにとって大きな力であることが再確認されました。また、先発投手の西舘選手の好投もあり、今後の試合に期待が持てます。
キーワード解説
- 交流戦とは？プロ野球が開催するセ・リーグとパ・リーグの対抗戦で、通常は6月に行われる特別な試合です。各リーグのチームがそれぞれの球場で対戦し、楽しい戦いを繰り広げます。
- 先発投手とは？試合において、開始時点からマウンドに立つ選手のことで、その試合の展開に大きな影響を与える重要な役割を担います。先発投手が好投すれば、チームの勝利の可能性が高まります。
- 二塁打とは？打者が打球をフェアゾーンに飛ばし、1塁と2塁の両方に到達することを指します。得点圏に走者を進めるための重要なヒットで、試合の勝敗に影響を与えることが多いです。
- リハビリとは？怪我からの回復を目指して行う訓練や療法のことで、選手が競技に復帰するための大切な過程です。正しいリハビリを行うことで、再発防止やパフォーマンス向上が期待できます。
