坂本選手の安打がもたらした快挙
試合は両軍無得点のまま迎えた初回、1死の場面で坂本選手が打席に立ちました投手は山崎選手で、5球目に投じられた外角の139キロの直球をコンパクトに振り抜き、中前へ安打を放ちました
この安打は交流戦通算333本目であり、阪神やロッテの鳥谷敬選手に並んで歴代2位タイの記録となりました
意気込みと日々の努力
坂本選手は「一本一本積み重ねてきたものだと思う」と冷静に振り返りました彼は1軍再昇格後に打撃の調子を上げるため、さまざまな練習法を取り入れ、特に内外角低めにスタンドを置いたティー打撃を行っています
これまで27打数6安打、打率は2割2分2厘と、調子を徐々に上げています
試合出場数と今後の展望
この試合で坂本選手は東京ドーム通算999試合出場となり、19日の日本ハム戦では阿部慎之助(1019試合)に続き、史上2人目の“大台”に到達することが期待されていますまた、交流戦安打の歴代1位である栗山巧選手(西武)の337本にも迫っています
坂本選手は「あと5試合、一本でも多く打てるように、変わらずやるだけです」と意気込みを見せました
交流戦安打の歴代5傑
| 順位 | 選手(所属) | 数 |
|---|---|---|
| 1 | 栗山巧(西武) | 337 |
| 2 | 鳥谷敬(ロッテ) | 333 |
| 2 | 坂本勇人(巨人) | 333 |
| 4 | 青木宣親(ヤクルト) | 330 |
| 5 | 今江年晶(楽天) | 311 |
キーワード解説
- 交流戦とは?野球のセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別な試合を指します。
- 安打とは?打者がボールを打って塁に出ることを意味します。
- 打率とは?選手が打席に立った回数に対して、安打の数がどのくらいかを示す数値で、選手の打撃力を表します。

