ソフトバンク・周東選手、4試合ぶりのヒットも満足感は薄い

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◆日本生命セ・パ交流戦 広島8―4ソフトバンク(18日、マツダスタジアム) ソフトバンクの周東佑京内野手(29)が、広島との試合で4試合ぶりの安打を記録したものの、その表情には不満がにじんでいた

周東選手は「1番中堅」として先発出場し、5打数1安打の成績を残したが、チームは逆転負けを喫した

試合後、「5の1なので」と悔しさを隠せない様子だった

試合の中で際立ったプレーは、4回のバッティングだった

2点リードで迎えたその回、彼は1死三塁の場面で、広島の先発投手・大瀬良大地が投げた外角のカットボールを中前に運び、3点目の適時打を記録した

この打点は周東選手にとって3試合ぶりとなったが、満足感は薄く、「(感覚は)良くない

たまたまヒットになっただけ

どうにかしないと」と語った

彼は今季、打率が3割を上回る成績を残しているが、これまで掴んでいた逆方向への打球を打つ「コツ」に乱れが生じているようだ

顕著な例として、2回の打席で左飛となった打球は、外角低めのフォークを捉えたにもかかわらず力のないフライとなってしまった

周東選手は「練習でも同じような打球が出てしまっている」と述べ、「何でそうなってしまっているのは分かるが、修正ができていない」と悩みを明かした

久しぶりのヒットが出たものの、周東選手にとって試行錯誤の日々は続くことが予想される

周東選手の試合後のコメントからは、自身のパフォーマンスに対する厳しい自己評価が伺えます。4試合ぶりのヒットを記録したにもかかわらず、悔しさともどかしさが伝わり、選手自身の成長にも直結する重要な時期を迎えているようです。今後の調子の回復が期待されます。
キーワード解説

  • 安打とは?:野球において、バッターがボールを打ち、塁に出ることができるヒットのことを指します。
  • 打率とは?:バッターの打撃成績を表し、安打数を打数で割った値で、チームの打撃力を測る基準となります。
  • 適時打とは?:ランナーが得点する場面で打たれたヒットのことを言います。特に、得点につながる打撃が重要です。

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