このリストは、マイナーリーグの若手選手(プロスペクト)の育成と起用状況を監視する目的で設けられており、選手は球団内で継続的に学び、投球数やイニング数を制限されることがある
青柳投手は渡米1年目のシーズンで、成績が振るわず防御率は7.45に達している
特に6日(同7日)のホワイトソックス傘下シャーロット戦では、1回1/3を投げて7失点を喫し、過去最多の失点を記録した
このパフォーマンスにより、防御率は4.60から7.94へと悪化した
その後の試合でも14日(同15日)に1回1/3を投げて1失点、これにより防御率は7.45に改善したが、依然として厳しい状況が続いている
青柳選手は31歳で、帝京大学から2015年のドラフト5位指名を受けて阪神タイガースに入団
2021年には投手三冠を獲得し、最多勝と最高勝率、最優秀防御率を手にした実績を持つ
しかし、今オフにはポスティングシステムを用いてフィリーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングでは4試合で防御率12.00と打ち込まれ、3Aからのスタートとなった
2021年に導入された「ディベロップメント・リスト」は、メジャーリーグ球団がマイナーリーグの選手の育成をサポートするための重要な措置である
リストに入ることで選手は球団に留まる機会を得ると同時に、今後の成長へ向けたトレーニングが期待されている
フィリーズの青柳投手が「ディベロップメント・リスト」に登録されたことは、今後の成長に向けた良い機会となるかもしれません。特に渡米初年度に苦しんでいる青柳投手にとって、このリスト入りは大きなサポートになるでしょう。再び成績を改善し、次のステップに進むために必要な経験や学びが得られることを期待しています。
キーワード解説
- ディベロップメント・リストとは? : マイナーリーグ選手の育成や起用を観察するために設けられたリストで、選手はこのリストに入ることで球団に留まり、さらなる成長を目指すことができます。
- ポスティングシステムとは? : 日本のプロ野球選手が海外のチームと契約する際に、所属チームがその選手を市場に出すための仕組みです。選手が海外に移籍する際の手続きの一つです。
- 防御率とは? : 投手が一定のイニング数を投げる中で、どれだけ失点をしたかを示す指標であり、数値が低いほど優れた成績を表します。

