入団からわずか1年で支配下登録を果たした大盛は、現在、打率.394、出塁率.444という驚異的な数値を記録している
彼は静岡産業大学出身として初のプロ野球選手であり、育成指名を受けた選手の成功例として、他の選手たちの希望の光とも言える存在だ
プロ1年目の挑戦と努力
大盛選手はプロ入り1年目のシーズン中、打率が低迷していたが、その中でも支配下登録を目指して努力を続けた「自分は育成選手
甘えてはいけないと思っている」と語る彼は、その思いを胸に二軍での成績を改善し、最終的には一軍入りを果たした
課題と成長
シーズン途中から、インコースの球に対して攻められるようになり、苦しむ場面もあった彼は「序盤は投手からの攻めがアバウトでしたが、次第にインコースを攻められ、打球が詰まることが多くなった」とのコメントを残している
この課題に対しては、特定の日にはインコースを、次の日にはアウトコースを練習するなど、バランスの取れたアプローチで臨んでいる
守備と走塁のパフォーマンス
守備面では持ち味を発揮しつつも、走塁、特に盗塁に関しては自己評価が厳しい彼は「16個の盗塁は評価されているが、まだ育成選手として甘えてはいけない」と反省の念を口にした
さらに、大学時代に対戦した投手に比べてプロの環境では「直球のキレ」が驚くほど鋭く感じられ、その迫力に圧倒されているという
大盛選手のプロフィール
- 名前:
- 大盛穂(おおもり・みのる)
- 生年月日:
- 1996年8月31日生
- 出身地:
- 大阪府
- 投打:
- 右投左打
- ポジション:
- 外野手
- 出身校:
- 飛龍高-静岡産業大
キーワード解説
- 育成選手とは?育成選手は、プロスポーツチームにおいて、正式に契約する前に育成を受ける選手を指します。特に野球では、他の選手に比べて経験が少ない選手に与えられる契約形態です。
- 支配下登録とは?支配下登録とは、選手が正式にプロ契約を結び、チームの一員として試合に出場できる資格を得ることを指します。
- 打率とは?打率は、選手が打席に立った際にヒットを打った割合を示す数字です。高い打率は選手の打撃能力を示す重要な指標です。

