ナショナルズの小笠原慎之介、リハビリのためハイAウィルミントンへ配置転換

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ナショナルズ傘下の3Aロチェスターに所属する小笠原慎之介投手(27)は、腹斜筋を痛めて負傷者リスト(IL)入りしているが、リハビリを進めるために傘下のハイAチーム、ウィルミントン・ブルーロックスへの配置転換が発表された

腹斜筋とは、体の側面に位置し、体幹の動きをサポートする重要な筋肉群である

小笠原は中日ドラゴンズからポスティングシステムを利用してナショナルズと契約し、2年総額350万ドル(約5億4300万円)で米国に移籍した

しかし、オープン戦では5試合に登板し、計12回の投球で1勝3敗、防御率11.25という成績を残したため、シーズン開幕はマイナーリーグで迎えることになった

3Aのロチェスターでは3試合に登板したが、4月17日に負傷してIL入り

現地メディアによると、腹斜筋の負傷が原因であるとのこと

しかし、小笠原は今月14日(日本時間15日)にルーキーリーグにて約2カ月ぶりの復帰登板を果たし、2回を投げて1安打無失点の好投を見せた

米メディア「CBSスポーツ」は、順調にリハビリが進めばロチェスターに復帰する可能性は高いが、メジャーリーグのロースター入りについてはまだまだ道のりが遠いと報じている

小笠原慎之介選手のリハビリが傘下チームへの配置転換を経て進んでいることは、今後の復帰に向けた希望の兆しを示しています。彼の順調な回復を願いつつ、メジャー昇格への道のりがまだ険しいことを考えると、マイナーリーグでの経験がさらに彼を成長させることを期待したいです。
キーワード解説

  • 負傷者リスト(IL)とは、選手が怪我や病気などの理由で試合に出られない場合に登録されるリストのこと。
  • ポスティングシステムとは、日本のプロ野球選手がメジャーリーグチームに移籍する際に、契約交渉を行うための制度のこと。
  • 防御率とは、投手が投げたイニングあたりに与えた失点の平均を示す指標で、数字が低いほど優れた投手とされる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。