広島東洋カープの球団カメラマンが語る、仕事の裏側とやりがい

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2023年、広島東洋カープに入社した球団カメラマンの石川凜さんが、球団を支える人たちの裏側を明かします

カープファンとして生まれ育った彼は、大学で写真を学び、その経験を生かして球団で活躍しています

彼の仕事内容とは?

石川さんは、球団の企画デザイン室撮影チームに所属し、デザイナーとカメラマン合わせて14名のチームの一員として活動しています

主な業務は、選手の練習風景や試合の撮影、イベント、来場者のフォト撮影です

特に、試合当日はスケジュールが詰まっており、観客のワクワクした姿を撮影することに注力しています

試合日のルーチン

ナイターの場合、開門前は前日撮影した写真の整理を行います

開門後、来場者フォトを撮影する時間帯では、ファンに自ら積極的に声をかけ、素敵な瞬間を収めていきます

試合開始30分前には、特別セレモニーを撮影するためにグラウンドへ移動します

リアルタイムでの写真提供

試合が始まると、即時リリース用の写真選定を行い、各部署に提出します

また、イベントの状況や地域の関連活動を撮影しつつ、球場内の素材集めも行います

特に、選手が記録を達成した瞬間には、球団カメラマン全員が集まり、さまざまな角度で最高の瞬間を狙います

サヨナラ勝利のシーンでは、数枚の写真をすぐに選定し、デザイナーに渡すことで、記念商品が迅速に製作される仕組みが整っています

写真が形になる瞬間
最終的に、自分の撮影した写真がデザインに使われることを知る瞬間は、彼にとって大きな喜びであり、仕事のやりがいを感じる瞬間でもあります

石川凜さんのインタビューを通じて、広島東洋カープを支える球団カメラマンの仕事に対する情熱や、ファンとの交流の重要性が伝わってきます。迅速な写真選定やセレモニーの撮影など、多忙を極める日々が垣間見え、選手たちの活躍を記録する魅力的な仕事であることが分かりました。写真が形になる瞬間には、彼自身もファンの一人として喜びを感じるのだと思います。
キーワード解説

  • カメラマンとは?: 一般的に写真を撮影する専門家を指し、イベントや風景、製品など多様なジャンルで活躍します。
  • セレモニーとは?: 特別な目的のために行われる儀式や式典を指し、多くの場合、記念すべきイベントに伴うものです。
  • リアルタイムリリースとは?: 撮影した写真や情報をその場で迅速に公開・配布する手法のことを指します。

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