巨人・大城卓三が劇的な一打で無安打無得点試合を回避

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2025年6月19日、東京ドームで行われた日本生命セ・パ交流戦の試合で、巨人が日本ハムに1-4で敗れる中、捕手の大城卓三選手(32)が九回に本塁打を放ちチーム初安打を記録しました

この一打は、なんと日本ハムの北山選手による無安打無得点試合の達成を阻止するものであり、2002年の川上憲伸選手(中日)以来、23年ぶりの屈辱を避けることに成功しました

試合の様子

試合は一方的な展開が続き、巨人は打線が沈黙

日本ハム投手陣の北山は完璧な投球を続け、七回まで無安打無得点の状況が続いていました

巨人のファンも固唾を呑んでその様子を見守る中、大城卓は九回の打席に立ち、カウント1-2から低めの変化球を右翼席へ運ぶ見事な本塁打を記録しました

大城選手のコメント

大城は打席後、「素晴らしい投球をされていたけど最後に一本出てよかった

何とか一本、出塁する、粘っこくという気持ちでコンパクトにいった結果」とコメントしました

昨季、2度のベストナインに選ばれたものの、今季は正捕手の座を奪われるなど苦しい状況が続いており、「こちらの指示の仕方も悪かった」と反省の弁もある中での一打でした

監督の反応

阿部監督は、「最後に何とか意地を見せてくれたので、きょうはそれでいい

チームとして明日に繋げてほしい」と、大城の一打を称賛する一方で、チーム全体の状況に厳しい目を向けました

今季、巨人は連続して勝てない日が続いており、挽回するための重要な試合となります

今後の展望
今試合を通じて、巨人は打撃陣の改善が急務とされ、特に大城選手の復調に期待がかけられます

打席での粘り強さは今後のパフォーマンスにも繋がることでしょう

今回の試合は、巨人の打線が沈黙し無安打に終わるところでしたが、大城選手の本塁打によりその屈辱を回避しました。彼の意地ある一打は、チームにとっての希望の光ともなりました。今後の試合でどれだけ彼が活躍できるか、期待が高まります。
キーワード解説

  • 無安打無得点試合とは?試合中に得点や安打が1本も記録されない試合のことで、特に投手の力が際立つ結果となる。
  • 本塁打とは?バッターが打った球が本塁を越えることで、得点が与えられる一発のこと。
  • フリーエージェント(FA)とは?選手が契約の縛りから解放され、自身の意思で他のチームと契約できる制度である。

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