育成6位入団…187センチ高身長の“イケメン右腕”
ソフトバンクホークスの育成ルーキー、川口冬弥選手が、6月20日に支配下登録されることが明らかになった最近の発表によれば、川口選手はプロに入るまで世代を超えた数々の試練を乗り越えてきた
今季プロ入り25歳という、少し遅いスタートであるが、夢の実現に向けて一歩を踏み出すこととなった
川口選手は奈良県出身で、東京の東海大学菅生高校から城西国際大学を経て、社会人野球チーム「ハナマウイ」に入団
その後、2024年には四国アイランドリーグplusの徳島でプレーした
このリーグは日本の独立リーグの一つであり、選手たちがプロ野球チームに持ち込む機会を得るための重要なステージである
ルーキーシーズンの今季、川口選手は2軍戦に16試合登板し、勝ち負けなしで3セーブを挙げ、防御率は0.98という素晴らしい数字を記録した
特筆すべきは、彼の直球が150キロを超え、それに加えてフォークボールの存在があることだ
フォークボールとは、投手が球を指の先でつまんで投げることで、バッターに対し急激に落ちる球を提供する技術であり、三振を奪うための強力な武器とされている
川口選手は今季の18回1/3で19三振を奪う活躍を見せており、首脳陣からの期待も高まっている
高校時代には背番号がもらえず、大学でもあまり目立った活躍ができなかった川口選手だが、プロ舞台でこれほど急成長を遂げるとは想像以上である
今季の彼の成績から、未来に明るい展望が持たれているのが感じられる
187センチの高身長に、端正なルックスを持つ彼は、ただの“イケメン”ではなく、今後の注目株となる可能性が高い
ソフトバンクホークスは今季、4月に山本恵大外野手を支配下登録したことに始まり、5月に秋広優人内野手と大江竜聖投手をトレードで獲得している
川口選手の昇格により、支配下選手は68人となり、残りの枠は「2」となった
登録期限が迫る中、さらなる選手登録が行われるか注目される
キーワード解説
- 育成とは？育成とは、内部の資源や選手の才能を育てるためのプログラムであり、プロ野球チームでは若手選手や未成熟な選手を支援する育成選手制度を指す。
- 防御率とは？防御率とは、投手の成績を示す指標で、投手が投げたイニングにおいて、どれだけの得点を許したかを計算するもので、数字が低いほど優れた投手とされる。
- フォークボールとは？フォークボールとは、ピッチャーが投げる際にボールが急に落ちるため、バッターにとって打ちにくい球種であり、三振を奪うための重要な武器とされている。
