11日の広島戦では1回1失点という苦しい登板があったが、翌12日の試合では、4-4の7回に登板し、2回をノーヒット無失点のパーフェクトリリーフを達成した
貴重なリリーフ登板
7回に登板した高野は、先頭打者の野間峻祥を2ボール2ストライクの状況からフォークで空振り三振に仕留め、続くファビアンも4球連続でフォークを投げ、最後は145キロのストレートで空振り三振に高野はこのピッチングを「寺地(隆成捕手)のリードによるもの」として、その采配に感謝した
その後の好投
8回も小園海斗を一ゴロ、坂倉将吾を空三振、大盛穂を遊飛に打ち取るなど、2イニングを無失点で抑え、高野は今季2勝目を挙げたまた、17日の阪神戦でも登板し、重要な場面でのピンチを切り抜ける好投を見せた
フォークボールの威力
高野の持ち球の中で特に注目されるのがフォークボールであるこの球種は、チェンジアップに似た軌道を描き、打者から見えにくい特徴がある
今季、高野は22三振を奪っているが、そのうち18はフォークによるもので、特に左打者に対しての効果が命中している
フォークの特性と活用法
高野は「フォークとストレートがあることで打者にプレッシャーを与えられる」と語り、その効果を強調フォークを意識した打者がストレートに反応しやすくなることから、彼のピッチングには相手打者の読みにくさが関わる
高野脩汰選手のピッチングは、その年齢を感じさせない安定感があり、特にフォークボールの精度が高い。彼の成長がこれからのロッテの戦力に大いに寄与する可能性があり、ファンも期待を寄せる。
キーワード解説
- リリーフとは? リリーフはピッチャーが先発投手の後に登板し、試合を救う役割を果たすことです。
- パーフェクトリリーフとは? パーフェクトリリーフは、登板した投手が打者を全て抑えて無失点で抑えることを指します。
- フォークボールとは? フォークボールは、投球の際にボールが急激に落ちる球種で、打者にとって打ちにくいボールの一つです。

