初回に2点を失う苦しい立ち上がりだったが、5回5安打2失点、6奪三振という圧巻のピッチングで試合を作り上げた
初回は2死一塁の場面で、オイシックスの4番・大川選手に左翼への2ランホームランを被弾し、先に点を奪われる形となった
菊地投手はその後、打線が1点差に詰め寄った直後の3回に、2四球と安打で無死満塁のピンチを迎えた
しかし、重要な場面で後続を空振り三振、三邪飛、空振り三振に仕留め、追加点を許さなかった
続く4回はこの試合初の3者凡退、5回は2死から二塁打を浴びたが、最後は5番・ロドリゲス選手を空振り三振に斬ったところで降板
菊地投手は2023年シーズンに1軍で50試合に登板経験があるが、昨季は登板なしに終わり、オフには育成契約で再出発している
今季は3月中旬に3軍降格となったが、3軍が参加したJABA選抜新潟大会では、5日の準決勝・JR東日本東北戦に先発し、9回4安打無失点、7奪三振の完封勝利を飾った
5月上旬から2軍に昇格し、2軍戦では先発4度を含む7試合に登板して防御率は1.80を記録しており、今後の更なる活躍が期待される
菊地大稀投手の試合でのパフォーマンスは非常に印象的であり、特に3回のピンチを切り抜けた場面は彼の能力の高さを示しています。育成契約後の再出発という背景も含め、今後の活躍が楽しみです。再び1軍でのプレーを目指している彼の姿勢からも多くを学べると感じます。
キーワード解説
- イースタン・リーグとは？：日本のプロ野球の二軍リーグで、主に育成選手やけがから復帰した選手の試合を通じて、実力を試す場となっている。
- 完封勝利とは？：試合中に相手チームに一度も得点を許さず勝利することを指し、投手にとっては特に名誉ある結果とされる。
- 防御率とは？：投手がどれだけ防御に成功したかを示す指標で、打たれた安打や得点が少ないほど低い防御率となり、良い成績を表す。
