試合はセルフスタートとしたが、DeNAが敗れ、阪神が勝利することで2位に4.5ゲーム差をつけられる可能性があった
同点で迎えた延長10回表、阪神の3番手投手、及川雅貴(24)が石塚に勝ち越しを許し、ソフトバンクが試合をリードした
及川はこの場面で代打が出てきたため、特に精神的な緊張感が高まっていた
阪神はソフトバンクとの対戦で実に4シーズン連続でカード負け越し中であり、甲子園でも16年から4カード連続で持ち点を失っている
今回も初戦から苦しい結果となった
試合ハイライト
先発投手の奮闘
阪神の先発、村上頌樹(26)は初回1死満塁で栗原の遊撃ゴロの間に1点を許したが、8回まで123球で5安打1失点という好投を見せ、彼の持ち味であるゲームメイク力を発揮した打線の苦戦
阪神の打線はソフトバンクの先発、モイネロに苦しみながらも、5回に得点を挙げた先頭の近本と中野が連打し、2死一、二塁の場面を築くと、大山悠輔(30)が中前適時打を放ち、試合を振り出しに戻した
しかし、その後は9回裏にサヨナラの好機を逃すなど、得点を重ねることができなかった
今後の課題
これで阪神は、ソフトバンクに勝ち越すためには、勝ち運を取り戻し、持ち味を生かす必要があるだろうまた、特に延長戦でのリーダーシップと攻撃の連携を如何に高めるかが、今後の鍵となる
阪神の最近の成績は伸び悩んでおり、特にソフトバンク相手に勝ち星を挙げられない傾向が続いている今回の試合でも、延長戦で力尽きる結果となった。特に打撃面での印象が強いため、今後の試合での改善が期待される。
キーワード解説
- 延長戦とは?:試合が同点で規定のイニングを終了した場合に、勝敗を決めるために追加のイニングを行うこと。
- ゲームメイクとは?:投手や選手が試合の流れを作り、勝利に導くプレーを行うこと。
- 適時打とは?:特定の状況に応じてプロ野球選手が打つことで得点をもたらすヒットのこと。

