ソフトバンク又吉克樹投手が先発登板、無失点の活躍で新たな役割に挑む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇ウエスタン・リーグ ソフトバンク1―0くふうハヤテ(2025年6月20日 タマスタ筑後) ソフトバンクの又吉克樹投手(34)が6月20日の試合で先発登板し、5回2/3を投げ、5安打1奪三振無失点というスタッツを記録しました

又吉選手は試合後の会見で、「前回から自分のやりたいピッチングができている」と喜びを語りました

ここにおける「三振をとるピッチャーではない」というのは、彼のピッチングスタイルの一環で、打者を詰まらせることや泳がせることで相手の攻撃を制限することを指しています

又吉選手は、投げた5本のヒットについても冷静に分析

「カウントを取りたい球で打たれたのか、勝負しにいって打たれたのか、ちゃんと整理したい

打たれても仕方のないヒットは、打たれた後にグダグダしないというのが大事だと思うが、それはできていたと思う」と述べました

これまでのシーズンでは1軍で40試合投げ中継ぎとして起用されていましたが、今季はファームでの10試合のうち8試合が先発投手としての役割です

又吉選手は、自らのピッチングスタイルを見直す良いきっかけと捉え、「チェンジアップもこれほど多投することはなかった

自分の幅が広がると思うので、もっと良くなったよねと言われるようにしたい」と意欲を示しました

試合後には、球団の室内練習場に向かう際、投球内容が書かれたA4用紙を持っており、これはピッチャーとしての成長意欲を示す一環です

又吉選手は中日時代からの経験を活かし、感覚のずれをすぐに修正する努力を続けており、今季初の1軍昇格を目指し、さらなる技術向上に努めています

今回の又吉克樹投手の先発登板は、彼にとって新しい挑戦として位置付けられます。中継ぎから先発へと役割を変更したことで、ピッチングスタイルにも変化が求められ、それに応じた成長が期待されます。彼の冷静な試合分析や、さらなる技術向上を目指す姿勢は、今後の試合でも注目されるでしょう。
キーワード解説

  • ピッチングスタイルとは?:投手が打者に対して投球する際の技術や戦術のこと。ピッチャーによって得意な球種や投球の特性が異なる。
  • 無失点とは?:相手チームに得点を許さないこと。投手にとって非常に重要な成果で、試合の勝利に大きく寄与する。
  • 先発投手とは?:試合開始時にマウンドに立つピッチャーのこと。試合の流れを大きく左右する役割を担う。
  • 中継ぎとは?:先発投手が試合を投げ終えた後に登板するピッチャーのこと。勝利を収めるための重要な役割を担う。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。