ヤクルト、オリックスとの接戦に敗北—先発小川が苦戦

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(日本生命セ・パ交流戦、ヤクルト8-10オリックス=延長十回、1回戦、オリックス1勝、2025年6月20日、神宮球場)ヤクルトは4連敗を喫し、今季の借金が24に膨れ上がった

約3週間ぶりに1軍のマウンドに立った小川泰弘投手(35)は、4回で9安打を浴び、8失点という成績で降板した

打線は14安打を放ちながらも、8得点に留まった

5月25日の巨人戦以来、22試合ぶりに2桁安打を記録したヤクルトは、最大5点差を追いつく意地を見せたが、序盤の大量失点が響いた

データ解析

高津臣吾監督(56)は試合後、先発ピッチャーの責任を強調した

「最初に8点取られては、得点しても勝てない

先発陣が試合を作れなければ、勝利は難しい」と述べた

小川投手のパフォーマンス

小川投手は降板後、「プレーボールの初球からおかしかった」と反省を述べた

特に、同点に追いついた直後の四回に5失点を喫したことを指摘

「投げる球がなかった

初回と四回はどの球種も打たれてしまった」と苦しい心境を語った

打線の奮闘

それに対抗する形で、打線は攻撃的な姿勢を見せた

途中出場の選手たちも積極的に打席に立ち、特に内山壮真選手は七回に2点の適時二塁打を放つなど、チーム全体で気迫のあるプレーを見せた

今後の展望
次戦に向けて、ヤクルトは先発投手陣の立て直しが急務となる

高津監督は、選手たちに厳しい姿勢で臨むよう求めており、チーム一丸となった戦いが期待される

ヤクルトの試合が示す通り、勝利の鍵は先発投手のパフォーマンスにある。小川投手の経験値を踏まえて、今後どのように立ち直るかが重要であり、チーム全体が危機感を持って取り組む必要がある。打線の奮起はあったものの、先発陣の安定性が求められる時期だ。
キーワード解説

  • 先発ピッチャーとは?試合の最初にマウンドに上がる投手で、主に相手チームの打線を抑える役割を担っています。
  • 延長戦とは?試合が規定のイニングを超えた場合に、勝敗を決めるために追加でイニングを行うことを指します。
  • 長打とは?バッターが打った球が、フェンスを越えるか、二塁や三塁に進むような、打撃の強さを示すものです。

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