約3週間ぶりに1軍のマウンドに立った小川泰弘投手(35)は、4回で9安打を浴び、8失点という成績で降板した
打線は14安打を放ちながらも、8得点に留まった
5月25日の巨人戦以来、22試合ぶりに2桁安打を記録したヤクルトは、最大5点差を追いつく意地を見せたが、序盤の大量失点が響いた
データ解析
高津臣吾監督(56)は試合後、先発ピッチャーの責任を強調した「最初に8点取られては、得点しても勝てない
先発陣が試合を作れなければ、勝利は難しい」と述べた
小川投手のパフォーマンス
小川投手は降板後、「プレーボールの初球からおかしかった」と反省を述べた特に、同点に追いついた直後の四回に5失点を喫したことを指摘
「投げる球がなかった
初回と四回はどの球種も打たれてしまった」と苦しい心境を語った
打線の奮闘
それに対抗する形で、打線は攻撃的な姿勢を見せた途中出場の選手たちも積極的に打席に立ち、特に内山壮真選手は七回に2点の適時二塁打を放つなど、チーム全体で気迫のあるプレーを見せた
今後の展望
次戦に向けて、ヤクルトは先発投手陣の立て直しが急務となる高津監督は、選手たちに厳しい姿勢で臨むよう求めており、チーム一丸となった戦いが期待される
ヤクルトの試合が示す通り、勝利の鍵は先発投手のパフォーマンスにある。小川投手の経験値を踏まえて、今後どのように立ち直るかが重要であり、チーム全体が危機感を持って取り組む必要がある。打線の奮起はあったものの、先発陣の安定性が求められる時期だ。
キーワード解説
- 先発ピッチャーとは?試合の最初にマウンドに上がる投手で、主に相手チームの打線を抑える役割を担っています。
- 延長戦とは?試合が規定のイニングを超えた場合に、勝敗を決めるために追加でイニングを行うことを指します。
- 長打とは?バッターが打った球が、フェンスを越えるか、二塁や三塁に進むような、打撃の強さを示すものです。

