ヤクルト、打線復活も投手陣の崩壊でオリックスに敗れる

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<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト8-10オリックス>◇20日◇神宮 東京・神宮球場で行われた交流戦で、ヤクルトはオリックスと対戦し、8対10で敗北した

ヤクルトは後半戦に向けて打線の復調の兆しを見せているものの、投手陣の不安定さが敗因となった

試合の流れ

この試合はヤクルトが5点ビハインドで迎えた7回、打線がつながりを見せた

先頭打者の山田が左前にヒットを放ち、続く打者も続いて1死満塁のチャンスを作ると、代打の山野辺が2点適時打を放った

山野辺は西武から金銭トレードで加入した選手であり、今回が移籍後初ヒットにして初打点という重要な場面での活躍だった

彼は「チャンスをいただいたので気持ちで持っていきました」と語った

逆転の兆しを見せるが...

その後、内山が適時二塁打を放ち1点差に迫るなど、試合は盛り上がりを見せた

さらに8回には岩田が中犠飛を放ち、ついに試合は同点となった

しかし、投手陣の失点が痛すぎた

投手陣の苦境

先発の小川は4回9安打8失点という厳しい結果で、打線が頑張ってもそれ以上に投手が打たれる状況が続いた

延長10回には6番手の星が2失点を喫し、最終的にオリックスに勝ち越された

これにより、ヤクルトの借金は今季最大の24に達した

今後の展望
ヤクルトにとって今後は投手陣の立て直しが急務だ

打線は本来の力を見せており、期待が高まるが、投手陣の安定が欠けている限り、勝利には繋がらない

高津監督もベンチで一瞬の満足感を見せたが、表情には不安も浮かんでいた

今回の試合はヤクルトにとって希望が見えた瞬間もありましたが、それに反して投手陣の不振が露呈した結果となりました。打線に活気が戻ってきたことは評価できますが、投手陣の苦しみを解消しない限り、勝利は難しいことを再認識させられる内容でした。
キーワード解説

  • 日本生命セ・パ交流戦とは?:日本のプロ野球において、セントラルリーグとパシフィックリーグが対戦する交流戦のことを指します。
  • 借金とは?:チームが勝ち星が負け星を上回っている状態、つまり、勝っていない数を表し、負け越しを示す言葉です。
  • トレードとは?:プロスポーツにおいて、選手同士を交換する契約のことを言います。

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