及川は、前阪神投手コーチであるデイリースポーツ評論家の福原忍氏によると、再三の好守を見せた中野選手に救われたことで、もっと厳しい初球の投球が求められていたと指摘されています
試合展開と及川投手のパフォーマンス
及川はこの試合でチームトップとなる31試合目の登板を果たし、18日のロッテ戦から中1日での投球でした初回、及川は野村選手に二塁内野安打を許し、続く牧原選手が送った後、代打の嶺井選手の打球が二遊間に飛ぶ場面では、二塁手の中野がダイビングキャッチをし、一塁アウトにする好プレーを見せました
決勝点を許した瞬間
しかし、2死三塁の場面で代打・石塚選手に対する初球、捕手の坂本選手が内角ぎりぎりに構えたにもかかわらず、及川が真ん中に投げた直球が打たれ、右中間を破る二塁打となり、これが決勝点となりました福原氏の解説
福原氏は「勝負に行っても良い場面だったが、中野選手のファインプレーに助けられたことからもっと厳しく攻めてほしかった」と述べ、及川投手のボールのキレや勢いは変わらなかったものの、コントロールに問題があったと分析しましたさらに、代打の初球をフルスイングされてしまったことへの反省も口にしています
今後への期待
「結果論で初球を打たれると不用意とされるが、チームは及川投手に助けられてきた次の試合での無失点が最も重要だが、夏場に差し掛かるにつれ疲れが出てくるため、疲れをため込まないようにしてほしい」と、福原氏は今後の及川に期待を寄せています
今試合では、阪神が延長戦で敗れたことで、及川投手の重要な役割や課題が浮き彫りになりました。福原氏の分析にあるように、次回以降の投球ではコントロールを改善し、チームの勝利に貢献できることが期待されます。
キーワード解説
- 及川とは？：阪神タイガースに所属する若手投手で、今シーズンの登板数が多く注目されている。
- 中野とは？：阪神の二塁手で、守備力が高く重要な場面でのプレーが評価されている。
- 適時二塁打とは？：ランナーが得点するタイミングで二塁に到達する安打のことで、試合の勝敗を左右する重要な打撃。
