ヤクルト、打線活性化も連敗続く – オリックスとの交流戦での激闘

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◇20日 交流戦 ヤクルト8―10オリックス(神宮) ヤクルトは敗れたものの、打線が久々に活気づいた

7回裏に1死満塁の場面で山野辺翔が左前に2点適時打を放ち、チームを勢いづけた

この試合、ヤクルトは5点を追う厳しい状況の中、7回に打者一巡の猛攻を見せ、一挙に4得点を挙げた

特にこの回の攻撃では、チームとしての連携が光り、打線の振りも鋭さを増した

さらに、8回には同点に追いつくなど、完敗ムードを払しょくする力強いプレーを見せた

総じて今季最多の14安打を記録し、8得点を挙げたことからも、打線が徐々に活性化している様子が伺える

高津監督は延長10回に勝ち越しを許し、結局力尽きてしまったものの、「よく粘りましたね

よく追いついたと思います」と選手をねぎらった

今季は引き分けを挟んでの4連敗となり、借金は今季ワーストを更新する24に達してしまった

この試合でヤクルトは敗北を喫したものの、打線が振るいを見せたことは明るい材料といえる。高津監督も選手たちの粘り強いプレーを評価しており、次回の試合に向けて期待が高まる。チームが苦境から脱する鍵は、この活性化した打線の維持だ。
キーワード解説

  • 適時打とは? - 試合の中で、走者がいるときに打者がヒットを打ち、走者が本塁または他の塁へ進むことができる打撃のこと。
  • 延長戦とは? - 同点の状態で試合が終わった場合に、勝者を決めるために行われる追加のイニング。
  • 借金とは? - チームが勝利数よりも敗北数が上回っている状況を示し、その数字がチームの成績を表す指標となる。

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