若き4番・山本大斗が打線の起爆剤に、DeNA戦での活躍に注目

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(日本生命セ・パ交流戦、DeNA1-6ロッテ、1回戦、ロッテ1勝、20日、横浜)ロッテの若手外野手、山本大斗(22)が、移籍したサブロー・ヘッドコーチ(49)の指導の下で着実に成長を遂げている

彼は20日のDeNAとの1回戦に「4番・右翼」として出場し、三回に放った7号ソロを含む4安打2打点の活躍を見せた

シーズン途中に1軍に昇格した彼に対して、サブローコーチは「三振かホームランでいい」とフルスイングの指令を出しており、彼はその期待に応える形で初見参となる横浜スタジアムで鮮やかなパフォーマンスを披露した

試合は山本の先制打で流れを変える

1回裏、1死一、三塁の好機において彼は「チャンスは少ないと思っていたので、絶対にものにしようと思った」と気合いを入れて打席に立った

相手の先発投手、ケイの153キロの内角高めの直球を左前へ打ち返し、チームに先制点をもたらした

さらに、2死満塁からは西川も連打し、初回に3点を奪うことに成功

試合全体の主導権を握る

山本は打席ごとに狙いや反省点をメモしながらプレーしており、特に前カードの阪神戦では「左足の上げ方が納得いかなかった」と苦悩していた

試合前のティー打撃を通じて修正し、その成果を早速試合に反映させた

また、三回の第2打席では外角に浮いた137キロのスライダーを狙い、その力強いスイングから7号ソロを放った

「直球を待っていたが、浮いたスライダーを打てたのは本当に良かった」と喜びの声を上げた

「サブローさんから『ホームランの後はスイングが大きくなる』と言われ、逆方向を意識して打席に臨んだ」と語る山本は、六回には狙い通りの右前打を放つ

これにより、プロ初の猛打賞(1試合3安打以上)を記録し、試合後も反省を忘れずにいた

「最終回の2死満塁で打てなかったのは後悔が残る」としつつも、将来に向けた意欲を見せる

山本は近年、豪快なスイングとバッティングスタイルから「ダイナマイト山本」と名付けられ、チーム打線の核となるべく日々努力している

今後の活躍に期待が寄せられる

山本大斗選手の活躍は、単なる結果に留まらず、彼の成長過程や努力の軌跡を物語っています。特に、サブロー・ヘッドコーチの指導のもとでの変化が顕著であり、彼の今後のパフォーマンスにも期待が集まります。
キーワード解説

  • フルスイングとは?:フルスイングは、バッターが全力でバットを振り抜くことを指し、長打を狙うスタイルです。
  • 猛打賞とは?:猛打賞は、1試合で3安打以上を記録する選手に贈られる称号です。

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