小笠原慎之介投手、マイナーリーグでのリハビリ登板を経て徐々に復調

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◆米マイナーリーグ ウィルミントン―アッシュビル(20日・米デラウェア州ウィルミントン=フラウリースタジアム)ナショナルズ傘下の3Aロチェスターに所属する小笠原慎之介投手が、腹斜筋を痛めて負傷者リスト(IL)入りして以来、初めてのリハビリ登板を行いました

登板したのは20日(日本時間21日)、傘下ハイAのウィルミントンでのアッシュビル戦です

初回からいきなり先頭打者に四球を与え、その後2番打者には左翼への2ランホームランを浴びてしまいました

しかし、その後は調子を取り戻し、続く投球では13人の打者のうち、許した走者はシングルヒット1本だけとなり、4回を投げ終えて2失点という成績でマウンドを降りました

小笠原投手は、中日ドラゴンズからポスティングシステムを用いてメジャーリーグのナショナルズと2年総額350万ドル(約5億4300万円)で契約を交わしました

しかし、オープン戦でのパフォーマンスは振るわず、5試合で1勝3敗、防御率11.25という成績でマイナーリーグでの開幕を余儀なくされました

その後、3Aロチェスターでの登板を経て、4月17日にIL入り

しかし、今月14日にはルーキーリーグで約2カ月ぶりに復帰し、2回を1安打無失点に抑えました

今後の投球に期待が寄せられています

小笠原慎之介投手の復帰戦は不安のスタートで始まりましたが、徐々に内容が改善していく様子が見えました。マイナーリーグでのリハビリ登板は選手にとって重要なステップであり、今後さらに進化していく姿を期待したいです。
キーワード解説

  • リハビリ登板とは?リハビリ登板とは、怪我などの影響で試合から離れていた選手が復帰に向けて行う登板のことです。
  • 負傷者リストとは?負傷者リスト(IL)は、怪我や病気により選手が試合に出られなくなる際に登録されるリストのことです。
  • ポスティングシステムとは?ポスティングシステムは、MLBと他国のリーグ選手が移籍する際に使われる制度で、選手の権利を守りつつ、契約の交渉が行われます。
  • 防御率とは?防御率は、ピッチャーが失点した回数やイニング数に基づいて算出される指標で、ピッチャーの実力を示す重要な数値です。

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