高橋選手は、5月2日の広島戦以来勝ち星がなく、初回から厳しい立ち上がりとなりました
初回、先頭打者の五十幡選手に中前打を許し、続く矢沢選手には152キロの直球を左中間に打たれて二塁打となり、一気に五十幡選手が生還しました
わずか6球で先制点を許した高橋選手は、続けて清宮選手を三振に打ち取るも、野村選手に左前打を打たれ、さらに無死一、三塁となるピンチを迎えました
ここで郡司選手にセーフティースクイズを決められ、2点目を失いました
その後、3回には三者凡退に抑えるものの、依然として走者を背負い続けました
4回には郡司選手の中前打、上川畑選手の内野安打で1死一、二塁となるも、中島選手、加藤貴選手を連続三振に仕留めて無失点で切り抜けました
6回終了時点で既に112球を投げていましたが、細川選手のソロ本塁打で1点差となった7回も続投
7回の投球では五十幡選手、矢沢選手を連続三振に打ち取ったところで、10個目の三振を奪いましたが、3番の清宮選手に初球の内角154キロ直球を振り抜かれ、右翼席に運ばれるホームランを許しました
この失投により、高橋選手は両膝に手をつき、うなだれる姿が印象的でした
高橋選手は7回を投げ、被安打9、奪三振10、与四球2という結果でしたが、勝利には結びつきませんでした
高橋宏斗選手は今回の試合で力投を見せたものの、清宮幸選手の一発に屈してしまいました。投球内容自体は悪くなかったものの、初回からの失点が響き、勝利を得ることはできませんでした。今後の試合での彼の巻き返しが期待されます。
キーワード解説
- プロ入り最多の128球とは?:これは投手が試合中に投げた球数のことで、高橋選手がこれまでの自己記録を更新したことを示しています。
- 奪三振とは?:これは投手が打者を三振に打ち取ることで、投手の能力を示す重要な指標です。高橋選手は10個の三振を奪いました。
- セーフティースクイズとは?:これは打者がホームベースに走る際、内野手の守備を利用して一時的にとった安打のことを指します。

