ソフトバンク、交流戦優勝は最終戦に持ち越し

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◆日本生命セ・パ交流戦 阪神3―0ソフトバンク(21日、甲子園) 2025年6月21日、交流戦優勝に王手をかけていた福岡ソフトバンクホークス(以下、ソフトバンク)が阪神タイガースに敗れ、2位の北海道日本ハムファイターズ(以下、日本ハム)が勝利したことで、優勝決定は最終戦に持ち越されました

この結果、オリックス・バファローズ、東北楽天ゴールデンイーグルスは敗北し、優勝争いはソフトバンクと日本ハムの二球団に絞られました

最終戦の展望

ソフトバンクは6月22日の阪神戦に勝つか引き分ければ、9度目の交流戦制覇が決まります

一方で、ソフトバンクが敗北した場合、日本ハムが同日の中日ドラゴンズ戦に勝利すれば、逆転で優勝を果たします

もし日本ハムが引き分けた場合、両チームの勝利数が同じになり、直接対決がないために「TQB」方式によって優勝が決まります

TQBとは?

TQB(Total Quality Batting)とは、得点を攻撃イニング数で割り、失点を守備イニング数で割った値の差をいう指標です

ソフトバンクはこの指標で優位に立っており、過去に2023年に交流戦優勝を逃した苦い経験があります

2023年には4チームが11勝7敗で並び、TQBで決着がついた結果、ソフトバンクは141対135で敗北しました

期待される展開
ソフトバンクの指揮官である小久保監督は、進退を賭けた試合での選手たちの奮闘を期待しており、選手たちもこの緊張感の中、力を発揮することを求められています

ソフトバンクと日本ハムの交流戦優勝争いが最終戦に持ち越されたことは、両チームのファンにとって緊張感と期待感をもたらしています。特に、TQBでの優位性が今後の試合にどのように影響するかが注目されます。この競争が激化する中、選手たちのパフォーマンスやチームの戦略が勝敗を分ける重要な要素となるでしょう。
キーワード解説

  • 交流戦とは?:プロ野球において、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別なシーズンのことを指します。
  • TQBとは?:得点を攻撃イニングで割り、失点を守備イニングで割った値の差によってチームの実力を評価する指標です。

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