この結果、巨人は2連勝を果たし、1週間ぶりに貯金生活に戻った
今回の勝利は、同一カードでの勝ち越しが楽天戦以来4カードぶりとなる
試合は、巨人が西武の先発投手であるアンダースロー右腕・与座に苦しむ展開でスタートした
6回まで安打を2本に抑えこまれ、得点はゼロ
また、巨人打線は先発左腕・グリフィンとの相性を考慮して、7番捕手・岸田以外は全員左打者で臨んだが、期待に反して得点を奪えず苦戦していた
しかし、試合の流れが変わったのは7回の攻撃だった
0―2の劣勢で迎えたこの回、先頭打者の吉川が四球で出塁すると、中山が中前打を放ち一、二塁のチャンスを作る
そして、1軍再昇格したばかりの岡田が初球157キロのボールを左中間に弾き返す2点適時二塁打を放ち、同点に追いついた
続けて2死一、三塁の場面で代打・増田陸が左翼スタンドへ勝ち越しの5号3ランを放ち、この回一挙5得点
8回以降は、巨人の投手陣が安定感を見せ、抑えの大勢とマルティネスが必勝リレーを展開
試合後、阿部慎之助監督は「素晴らしい攻撃だった
本当に興奮しました」と感激の様子を見せた
試合後の阿部監督のコメント
阿部監督は試合後のインタビューで、一連のプレーについて以下のようにコメントした- 逆転劇について
- 「いや本当ね、素晴らしい攻撃で
見てる僕も興奮しました、はい」 - 岡田選手の同点打について
- 「もうあの初球をね、素晴らしい打球打ったんで、ナイスバッティングですよね」
- 増田陸選手の3ランについて
- 「いやもうびっくりしましたね
本当ずっと頑張ってますので、いい結果出て良かったんじゃないですかね、はい」 - 6回までの攻撃について
- 「やっぱりピッチャーの交代ってね、うちは逆転できましたけど
それまで与座投手、全然打てなかったんで、改めて難しいなっていうね、継投の難しさっていうのも
」 - 今後の展望について
- 「そうですね
もう全員で総力戦でね、なんとか勝ちたいと思います」
キーワード解説
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- アンダースローとは?
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- 適時打とは?

