<日本生命セ・パ交流戦:阪神3-0ソフトバンク>◇21日◇甲子園日本生命セ・パ交流戦の優勝争いが、22日のファイナルへとつながる緊迫した状況となった
21日に行われた試合で、首位の福岡ソフトバンクホークスが阪神に敗北した一方で、2位の北海道日本ハムファイターズが中日を下し、最終日の勝ち抜けが決定的となった
現在、ソフトバンクと日本ハムのゲーム差はわずか0.5で、最後の第18試合に全てがかかることになる
交流戦優勝の展望
今回の交流戦優勝は、ソフトバンクと日本ハムの2チームに絞られたソフトバンクが優勝するには、勝利か引き分け(△)が必要である
しかし、もしソフトバンクが敗れた場合でも、日本ハムが敗北すれば、優勝が決まる
逆に、日本ハムが勝ち、ソフトバンクが敗北した場合には、日本ハムが逆転の優勝を果たすことになる
また、ソフトバンクが敗れ、日本ハムが引き分けの場合は、双方の勝率が並び、得失点率差、すなわちトータル・クオリティー・バランス(TQB)で優劣が決まる
TQBとは?
TQBは、得点から失点を引いた値を表す指標であり、各イニングの得点と失点の平均を基に計算される具体的には、得点を攻撃イニングで割り、失点を守備イニングで割った後、その差を算出する
この指標は、単に勝率だけでなく、攻撃と守備の質を評価するのに役立つ
現在の状況
21日時点でのTQBでは、ソフトバンクが+0.238、日本ハムが+0.121これにより、仮に勝率が並んだ場合、ソフトバンクが有利な立場となる
もし優勝を飾れば、ソフトバンクは6年ぶり9度目の栄冠を手にすることとなり、日本ハムは18年ぶり2度目の優勝がかかっている
今回の整理された交流戦の状況は、野球ファンにとって緊張感を生み出すものとなっています。普段のリーグ戦とは異なり、交流戦は普段戦わないチームとの対戦が続くため、各チームの強さを相対的に見ることができます。特に、最終戦での結果が優勝を左右するというクライマックスは、視聴者をテレビの前に引きつけることでしょう。ソフトバンクと日本ハムの戦いは、シーズンの行方にとても大きな影響を与えています。
キーワード解説
- トータル・クオリティー・バランスとは?
- 得失点率差とは?
- 交流戦とは?
- 首位とは?

