2023年に中日から日本ハムにトレード移籍した郡司裕也捕手(27)が、「5番・捕手」としてフル出場しました
今回のバンテリンドームナゴヤでの試合は移籍後初の出場となり、彼は重要な役割を果たしました
試合は、中日先発の高橋宏投手がマウンドに立つ中、初回に1点リードの状況で1死一、三塁となった際、郡司は思いもよらぬセーフティースクイズを決め、2点目をもぎ取りました
セーフティースクイズとは、バッターがバントをしながら自らも塁に出る戦術で、特に相手の守備をかき乱す効果があります
新庄剛志監督(53)は「本人(郡司)に『セーフティースクイズ、頭になかったやろ』って聞いたら、『はい、0%です』って言ってた」と郡司がそのプレーを予想していなかったことを明かしました
新庄監督の「敵をだますには味方から」がテーマであることも共有し、郡司のプレーが試合の流れを変えたと強調しました
郡司選手は試合後、「(想定のサインと)違うのが来ても、別に驚かなくなりました
もう慣れました」と語り、新庄ファイターズの一員としての自覚とチームの戦術に対する理解が深まっていることを示しました
今回の試合で郡司選手が見せたセーフティースクイズは、状況判断と大胆なプレーの組み合わせが功を奏しました。特に新庄監督の戦術に対する理解が深まっていることが、チーム全体の士気にも良い影響を与えることでしょう。
キーワード解説
- セーフティースクイズとは?バントを用いた戦術で、バッターが打球をバントしつつ、自らも塁に出ることで相手守備を混乱させ、生還することを狙うプレーです。
- 新庄剛志監督とは?元プロ野球選手で、現在は日本ハムファイターズの監督を務めています。独特の戦術や考え方で知られ、選手に自由なプレーを奨励しています。

