西武、巨人戦で逆転負け 甲斐野の不振が響く

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西武ライオンズは、21日に東京ドームで行われた読売ジャイアンツとの試合において、2対5で逆転負けを喫した

この試合での敗北により、西武は4カードぶりの負け越しとなり、交流戦の成績は9勝8敗に後退した

試合の流れ

試合は4回に動き出した

西武は、西川の内野安打や滝沢の送りバントで一死二塁の好機を作り、続く3番・長谷川信哉外野手(23)が打った右線三塁打によって先制点を奪った

さらに、一、三塁の状況で5番・山村崇嘉内野手(22)が右犠飛を放ち、西武は2点目を挙げた

先発の与座海人投手(29)は、持ち前の多彩な球種やフォームの緩急を生かして、巨人打線を6回まで2安打無失点に抑える素晴らしい投球を見せた

このまま逃げ切るシナリオとなるかと思われたが、7回に不運が訪れた

甲斐野の失点が響く

7回のマウンドに立った2番手・甲斐野央投手(28)が誤算となった

一死の場面で四球と安打を許し、一、二塁のピンチを招くと、岡田選手に左中間への二塁打を浴びて同点に追いつかれてしまった

続く場面では、代打・増田陸に痛恨の3ランホームランを打たれ、一気に勝敗が逆転

甲斐野は1回で4安打、2四球、5失点という内容で、この日は不調が目立った

甲斐野の振り返り

連続試合無失点が17試合、連続ホールドポイントも16で途切れた甲斐野は、「ストライクとボールがはっきりしていましたし、今日は投げミスが目立った」と振り返り、自らの実力不足を認めた

これにより、西武は勝利を逃し、ファンの期待を裏切る結果となった

今回の試合は、西武にとって痛手となりました。先発投手の与座海人が素晴らしい投球を見せながらも、リリーフ陣の不振が敗北を招いたことはチームの課題が浮き彫りになった瞬間といえるでしょう。特に甲斐野投手の投球が思わぬ形で崩れてしまったことは、今後の課題として残ります。次の試合に向けて、リリーフ陣の立て直しが期待されます。
キーワード解説

  • 先制点とは?:試合を有利に進めるために、最初に得られる得点のこと。特に相手にプレッシャーをかける重要な瞬間となる。
  • ホームランとは?:打者が打ったボールが、外野フェンスを越えることで得点すること。特に得点差を大きく広げる要因となるため、試合の流れを変えることがある。
  • 無失点とは?:ピッチャーが試合中に相手チームに一切得点を許さないこと。優れた投球を示す指標であり、チームにとって非常に重要な役割を果たす。

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