ソフトバンク・川口冬弥、プロ初登板で見事な活躍を見せる

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交流戦で行われたソフトバンク対阪神の試合において、ソフトバンクの川口冬弥投手(25)がプロ初登板を果たし、1回を無失点で抑える上々のデビューを飾った

川口投手は、前日20日に支配下登録されたばかりであり、特に注目されていた選手である

出場の背景

川口選手はプロ野球の育成選手として過ごしており、交流戦の6回に2番手として登板した

新しい背番号「95」のユニフォームが間に合わなかったため、育成時代と同じ「132」を着ての投球となった

投球内容

彼は1メートル87の長身を活かし、決め球であるフォークボールを駆使して先頭打者の坂本、高寺を2者連続で三振に仕留めた

試合中の川口投手は、「いい高さに投げられた」と納得の表情を浮かべていた

代打の前川から1安打を許すも、捕手の嶺井選手が二盗を阻止し、川口投手はスコアボードに「0」を刻むことに成功した

選手の振り返り

川口選手は、東京・東海大菅生高校時代には背番号をもらえず、夏の甲子園では応援団として観戦していた経験がある

マウンドに立った際には、「しっかりやることをやろう」と心に決め、落ち着いた風貌で堂々とした投球を披露した

監督の評価
小久保監督は大会初出場の川口選手について、「この大歓声の中でストライク先行で投げられたことは良かった

3桁の背番号を背負ってゼロに見事に抑えたことは素晴らしかった」と期待を寄せた

川口選手のプロ初登板は、非常に印象的なものだった。特に、初めての公式戦で無失点に抑えたことで、彼の成長が期待される。マウンドでの落ち着きや、ストライク先行で進めたことは重要な要素で、今後の試合でもこの調子を維持してほしいと思う。
キーワード解説

  • 支配下登録とは?:支配下登録は育成選手から正式な選手としてチームに登録されることを指します。この登録により、選手は一軍および二軍の試合に出場する資格を得ます。
  • フォークボールとは?:フォークボールはストレートよりも遅い球で、投球の際に手首を使いボールを落とすように投げる球種です。打者にとっては、急に落ちるため打ちにくい球となります。
  • ストライク先行とは?:ストライク先行は、投球時に最初にストライクを取ることが重要で、バッターにプレッシャーを与える効果があります。これにより、ピッチャーは有利なカウントで試合を進めることができます。

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