阪神がソフトバンクを完封、緊急登板の桐敷が魅せた防御力

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2025年6月21日、甲子園で行われた日本生命セ・パ交流戦にて、阪神がソフトバンクを3-0で完封し、今季15度目の完封勝利を収めた

試合前には先発投手の大竹耕太郎(29)がアクシデントで緊急降板を余儀なくされる中、阪神のブルペン陣が見事にその穴を埋めた

この試合で、阪神の桐敷拓馬投手(25)が急遽マウンドに上がることとなった

大竹の降板を受けて、桐敷は肩を作る時間もなく、スクランブル登板を強いられた

しかし、場数を踏んできた左腕は冷静に対応

6回には代打川瀬を2ボールから一気に三振に仕留め、続く野村、佐藤直も続けて三振に

これにより阪神はリズムを崩さず、試合を運ぶことに成功した

「ゼロでいけた」と桐敷は語り、緊急降板による流れの変化を避ける重要性を強調した

また、及川、ネルソン、岩崎と続いた投手陣も無失点で試合を締めくくり、ブルペンの好調ぶりを証明した

及川は前日の敗戦のリベンジも果たした形となり、選手間での結束が感じられる試合となった

試合後、監督の藤川は「今のウチのブルペンで経験が一番豊富なのは岩崎か桐敷」と、彼らを絶賛した

桐敷は誕生日を迎えた翌日に最高の投球を見せ、自信を持って次に臨むことができるだろう

チーム全体が協力し合う姿勢が、今後の試合にも良い影響を与えることが期待される

阪神の完封勝利は、チームの結束力とブルペン陣の安定感を示すものとなりました。緊急登板の桐敷投手は精神的な強さを発揮し、チームの流れを維持。これからの試合に向けて自信をつけた選手も多いことでしょう。
キーワード解説

  • 完封勝利とは?試合中、相手チームを投手が一度も得点させずに勝つことを指します。
  • ブルペンとは?試合中に登板予定の投手が待機する場所で、短時間での登板に備えて練習する投手もいます。
  • スクランブル登板とは?予定されていなかった投手が急遽マウンドに上がることを指し、緊急の場合に用いられる言葉です。

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