右打者9人を相手に7安打を浴び、今季最短の4回で降板を余儀なくされました
特に初回に1イニング4失点を喫するという結果は、自己最悪タイの記録となり、試合後の彼の表情は悔しさに満ちていました
宮城選手は試合終了後のインタビューで、「失投が多かった
（立ち上がりが）きょうの負けの全ての原因だったと思うし、初回のうちにもっと修正できるところもたくさんあった」と反省の意を示しました
この試合の結果によって、彼は今シーズン2敗目を喫しました
2021年に一軍定着を果たした宮城選手ですが、昨年の怪我での登板を除くと、交流戦未勝利というのはこれが初めての経験です
最近の4戦では勝ちから遠ざかっており、前回の白星は5月21日のロッテ戦（京セラD）にまで遡ります
「やっぱり最近そうなんですけど、今のままだったら（以前と）変わっていない
もう少し変化を体現できるように、また一から頑張りたい」と、彼の口からは強い危機感がにじみました
一方、岸田監督は、「珍しく四球も死球もあって、ちょっと調子が悪かったんですかね
落ち着く前にやられてしまった
（長いシーズン、こんな時も）ありますから、また修正してやってくれると思います」と宮城選手を責めることはなく、彼への信頼を示していました
チームとしては、この試合の結果により4年ぶりの交流戦優勝の可能性は消滅しましたが、宮城選手は「切り替えてやっていきます」と前向きな姿勢を見せました
宮城大弥選手は、エースとしての期待を背負う中、厳しい試合展開に直面しています。特に初回の大量失点を受けて、彼自身が抱えるプレッシャーは計り知れません。エースの役割には、自身の成績だけでなくチーム全体への影響も大きく関係しており、今後の修正が求められます。岸田監督の言葉も、彼にとっては励みになるでしょう。
キーワード解説
- 失投とは？ 失投とは、投手が意図しない位置に投げてしまうことを指します。これによってバッターが打ちやすい球ができてしまい、失点につながることがあります。
- 交流戦とは？ 交流戦とは、プロ野球においてセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別な試合です。通常のシーズンとは異なり、チーム同士の交流を深めることを目的としています。
