3回1死の場面で、荒巻選手が西武・与座の初球を左前に運び、チーム初安打となりました
荒巻選手は、「気持ち良かったです
気負うことなく、心は熱く、頭は冷静にやろうと思っていきました」と振り返ります
この安打は彼にとって、東京ドームでの初安打であり、その重要さが感じられました
荒巻選手は、「8番・一塁」として19日の再昇格後、初スタメン初打席での快音を響かせました
登場曲には槙原敬之の「遠く遠く」を選び、遠く離れた故郷・福岡の仲間にもその活躍を届ける思いでプレーしました
4月29日に右手中指を骨折し、その後はリハビリを経て、5月13日のヤクルト戦で2軍復帰
そこで2点二塁打を放った相手が与座と同じ下手投げのピッチャー・下川だったことも、自信につながったとコメントしています
また、7回には、同点二塁打を放った岡田選手の後、2死三塁での決勝打を生むための貴重な四球を選び、冷静な判断力を示しました
荒巻選手は骨折後のリハビリを約1ヶ月間続け、一度も逃げずに練習に励んできました
実戦復帰までの道のりを振り返り、「基礎練習ばかりでしたが、逃げずにやってこれたので、スムーズにいけた」と語ります
阿部監督は、荒巻選手の冷静な判断に感謝し、「そのつなぎがあったからこそのホームラン」と評価しました
この試合で、ドラフト3位ルーキーである荒巻選手の存在感が光りました
荒巻悠選手の活躍は、再昇格後の不安を感じさせないものです。彼は怪我から立ち直り、東京ドーム初安打を決めたことで、自信とともに今後の展望も広がったことでしょう。数々の試合でチャンスをものにするための努力をしてきた彼の姿勢は、若い選手の模範ともなります。これからの成長が楽しみです。
キーワード解説
- 新人選手とは？：プロのチームに新たに加わった選手のことで、特にまだ経験が浅い選手を指します。
- スタメンとは？：試合の開始時に出場する選手を指し、特に重要な役割を担います。
- 骨折とは？：骨が折れることを意味し、怪我の一種で通常はリハビリが必要です。
- 選球眼とは？：ボールが来たときに、どのボールを打つか見極める能力のことを指します。
