試合は日本ハムが3連勝を果たし、今後の戦いに期待が高まる
試合は序盤から日本ハムがリードを奪い、特に注目すべきは7回の清宮幸太郎内野手(26)の一打だった
2―1で迎えたこの回、清宮選手は高橋宏投手の内角高めに投じられた154キロの直球を捉え、右翼ポール際に飛び込むソロホームランを放った
「感触は全然(ダメ)
前飛んだ~って感じ
逆に芯に当たらなかったのが良かった」と自身の感触を振り返った
交流戦では今季本塁打は少ないものの、清宮選手はチーム最多の66試合に出場
特に、試合前には下半身を強化するメニューをルーチンとして行っており、障害予防や筋力トレーニングを担当する芹沢氏によると「自分が何をやっているのか分からない状態から、少しずれているとか自分で確認できるようになったのが成長」と成長を認められている
一方、首位のソフトバンクは阪神に完封負けを喫し、優勝の行方は日本ハムとソフトバンクの2チームに絞られた
この日の勝利で日本ハムはソフトバンクに0.5差と接近し、さらなる逆転の可能性が見えてきた
最終戦での勝利とソフトバンクの敗北が必要だが清宮選手は「交流戦最後、勝って終われたら最高」と意気込む
日本ハムの戦略も功を奏した
監督の新庄氏は、試合開始早々に両リーグ最速で40勝に到達することを目指し、先発投手に難敵・高橋宏を見据えたスターティングメンバーを起用
選手の俊足を活かしたセーフティースクイズで序盤から得点を重ね、勝利につなげた
新庄監督は「僕としては交流戦の優勝は興味ない
ただ、賞金を裏方さんの人に渡したいという気持ちはめちゃくちゃあるので取りに行きますよ
マジで」と語り、チーム一丸でハードファイトを展開する意欲を示した
今回の試合で日本ハムが見せたパフォーマンスは、選手たちの努力を示すものでした。特に清宮選手の活躍がチームを救い、交流戦の逆転優勝を目指すための大きな希望を与えました。また、新庄監督の戦略も成功を収め、チーム全体での一体感が感じられました。
キーワード解説
- 交流戦とは? 交流戦は、プロ野球においてセ・リーグとパ・リーグが対戦する特別な試合です。この形式の試合は、例年開催され、球団間の交流を深めることを目的としています。
- セーフティースクイズとは? セーフティースクイズは、バントを駆使した攻撃方法の一つです。バッターがボールをバントして、走者が進塁する際、ランナーを得点させるために行われます。
- ストレングス&コンディショニングとは? ストレングス&コンディショニングは、選手の筋力や体力を向上させるためのトレーニングです。選手のパフォーマンスを最大限に引き出すために重要な要素です。

