この結果、チームは2連敗を記録し、交流戦成績は9勝8敗となり、首位の北海道日本ハムファイターズとのゲーム差が4.5に広がった
継投の選択が勝負を分けた
試合のターニングポイントとなったのは、7回の継投場面での西武ベンチの判断だった西武はこの時点で2対0とリードしており、追加点のチャンスもつくっていた
しかし、8番バッターの仲田に代打を送り、代打にセデーニョを起用した後、続いてベテランの中村剛也内野手が準備を始めた
与座の好投からの驚きの交代
与座海人投手は、6回まで78球で2安打無失点という素晴らしい投球を見せていたチームの攻撃中にもかかわらず、ベンチは与座の続投ではなく、セットアッパーの甲斐野央投手をマウンドに送り出す決断を選んだ
甲斐野は、一旦ベンチに振り返るような場面も見せたが、結局はマウンドに上がった
甲斐野の苦しい成績
甲斐野は登板後、逆転となる3ランホームランを含む4安打と2四球を許し、5失点を重ねた西口監督は試合後、この継投について「何かがあったんでしょうね
しかし、甲斐野で行くつもりだった」と語り、監督自身がこの判断に責任を感じていることが伝わった
選手の心の声
甲斐野は、自分の投球に対する反省のコメントを発表し、「抑えればよかっただけなので、僕のミスです」と潔く認めた彼は準備は整っていたものの、ストライクとボールの判別があいまいだったと振り返った
この試合は、西武にとって本拠地での無念な敗北となり、ベンチの戦略に疑問が残る内容となった
西武が巨人戦での逆転負けは、特に継投の判断ミスが大きく影響したようです。選手たちの調子も重要ですが、監督やコーチの判断力も試合結果に直結します。これからの試合での改善が期待されます。
キーワード解説
- 継投とは?:継投とは、野球において投手を交代することを指し、状況に応じて最適な投手を選ぶ重要な戦略です。
- 逆転とは?:逆転とは、試合の流れが変わり、負けているチームが得点を上げて勝ちに立ち返ることを意味します。
- セットアッパーとは?:セットアッパーは、試合の終盤に登板し、勝利につなげるための大事な役割を果たす投手のことです。

