DeNAが圧倒的な攻撃でロッテに勝利、交流戦で歴史的な3者連続本塁打を達成

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(日本生命セ・パ交流戦、DeNA5-0ロッテ、2回戦、1勝1敗、21日、横浜)横浜スタジアムに集まった大観衆の前で、DeNAが圧倒的な攻撃力を見せつけた

試合は二回に入ると、内野手の牧秀悟(27)が先制の12号ソロ本塁打を放ち、チームに勢いをもたらした

さらに、外野手の筒香嘉智(33)が続けて5号ソロを記録し、捕手の戸柱恭孝(35)も2号ソロを放つなど、セ・リーグ球団としては交流戦初となる3者連続本塁打を達成した

牧は、試合の中で自身の13号ソロを6回に放ち、チームは再開が迫るリーグ戦に向けての活気を取り戻した

夏至の昼下がり、DeNA打線がファンの熱狂を引き起こし、主導権を握った

特に注目されたのは、牧の力強い打撃であった

二回の先頭打者として迎えた打席では、2ストライクに追い込まれたものの、3球目の沈むフォークボールをうまく捉えて12号ソロを放った

この低い弾道の一打は、デナの打撃をさらに加速させた

牧は試合後、「すごくテンションが上がった

ああいうふうに打てるのは自分たちの良さ」と手応えを感じていた

続く筒香も、浮いたカーブをうまく引きつけて右中間に運ぶ5号ソロ本塁打を放った

戸柱も外寄りの直球を振り抜き、右翼席の上段に叩き込む2号ソロを記録

球団では2021年のヤクルト戦以来、実に4年ぶりの3者連続本塁打を成し遂げた

前日20日の試合では1安打に終わったDeNAは、交流戦のチーム打率で最下位の・197にあったが、初登板のロッテ投手・広池に対して圧倒的な攻撃を見せた

筒香は、「周りに頼もしい選手がたくさんいる

3者連発に絡むことができてうれしい」と語り、主将となって2年目の牧にとって、先輩である筒香の存在が大きな励みであると強調した

試合終盤には、牧が6回に13号ソロを放ち、試合はさらにDeNAに有利に進展

牧と筒香が共演する試合は、昨季から無敗でとどまっている

4本塁打を記録したこの日は、今季最高の攻撃力を発揮した瞬間であった

三浦監督も「ファンの方も一緒に攻撃してくれている感じだった」と振り返り、筒香は「全員が大事な選手」としてチームの結束を強調した

DeNAの一発攻勢が光った試合内容は、ファンにとっても待ち望まれたものでした。特に、牧選手と筒香選手の連携は、チームの士気をさらに高める要因となっています。3者連続本塁打は見た目にも華やかで、野球の魅力を再確認させてくれました。これからのリーグ戦に向け、チームのコンディションが整ってきたことを感じさせる一戦でした。
キーワード解説

  • 本塁打とは?:野球において本塁打とは、バッターが球を打ち、ボールがフェア地域を越えて外野を越えて飛ぶことで、バッターが一塁、二塁、三塁を通過しホームに戻ることを指します。
  • セ・リーグとは?:日本のプロ野球におけるセントラルリーグの略で、6つのチームから構成されるリーグです。セ・リーグは伝統的に、シーズン中に試合を行うチーム間の緊張感と競争を特徴としています。
  • 交流戦とは?:日本のプロ野球において、セ・リーグとパシフィック・リーグのチームが対戦する特別なリーグ戦です。毎年6月に開催され、両リーグのチーム同士が競い合う場となっています。
  • フォークボールとは?:野球の投球技術の一つで、投球時にボールの指の使い方を調整することで、球が急に沈むように投げられる変化球です。バッターにとっては予測が難しい投球です。

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