試合は２点ビハインドの４回、２死満塁の場面で、先発・森に代わって打席に送った中村奨成が、楽天・藤井の初球を捉え、左越えの走者一掃の二塁打を放ち、広島は一振りで逆転を果たした
４回の攻撃では、モンテロが先頭打者として安打を記録し、続く坂倉と末包が相次いで四球を選び、無死満塁の絶好機を迎えた
しかし、その後の矢野が三振に倒れ、続く菊池も浅い左飛に終わり、一瞬嫌なムードが漂った
それを打破したのが中村の一打であった
一方、先発・森は４回を投げ切り、２失点（自責点は１）で降板
森は２回に守備の名手・矢野の失策をきっかけに、黒川に適時二塁打を浴びて先取点を献上し、さらに１死三塁の場面では辰巳に中前適時打を許して２点目を奪われた
森はこの日も勝利を挙げられず、前回登板の日本ハム戦では８回途中で４失点を喫しており、キャリアハイの５勝目は持ち越しとなった
今回の試合では、新井監督の打席の采配が結果を生みました。逆転をすることで、チーム全体の士気も高まったことでしょう。投手の森は苦しい展開ではありましたが、今後の成長を期待できる内容でした。次の試合では、さらなる奮闘が求められます。
キーワード解説
- 逆転適時二塁打とは？勝負どころで放たれる、この一打によって試合の流れが変わる可能性があります。
- 先発・森とは？試合の最初から投げる投手のことを指します。先発投手はチームの勝利に大きく影響する重要な役割を果たしています。
- 守備の名手・矢野とは？特に守備に優れた選手のことで、チームの守りを支える役割が期待されています。
