阪神タイガース90周年企画でOBトークショー開催、猛虎5戦士が思い出を語る

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<日本生命セ・パ交流戦:阪神-ソフトバンク>◇22日◇甲子園 阪神タイガースは球団創設90周年を祝う企画「Tigers Legends Day」を開催しました

この日のテーマは「猛虎5戦士列伝」で、試合前には甲子園歴史館にて特別トークショーが行われました

トークショーには、1985年の日本一に輝いた際のメンバー、真弓明信氏(71=日刊スポーツ評論家)、および2003年と2005年の優勝に貢献した金本知憲氏(57)、矢野燿大氏(56)が参加しました

特に金本氏は、1492試合連続フルイニング出場という世界記録を保持しています

この記録は、試合中に投手交代や選手交代に関係なく、フルイニングで出場し続けた結果です

トークショーでは、金本氏が連続出場の記録が止まった時のエピソードに触れ、当時監督であった真弓氏に「覚えていますか?」と尋ねました

真弓氏は、「試合に勝つために僕はスタメンを降ります」と金本氏が言ったことを振り返りました

彼はまた、試合前に金本氏のスタメンバージョンのメンバー表をポケットに入れていたことを明かし、「もうちょっと頑張って欲しいなと思った」と述べました

金本氏は肩の調子が徐々に悪化していったと語り、「チームのために出てくれ」との声に対しては「チームのために僕は出ません」と固い決意を示したことも振り返りました

この発言は、選手の健康を最優先に考えるキャプテンとしての姿勢を示しています

さらに、試合中に行われたイニング間のクイズでは、試合数が問題として出題され、観客も一緒に楽しむ時間となりました

このように、90周年を祝うイベントは、ファンにとっても貴重な思い出の再確認の機会となりました

今回のトークショーは、阪神タイガースの歴史を振り返る素晴らしい機会でした。元選手たちが語るエピソードは、ファンにとっても興味深く、チームの絆を感じられる瞬間でした。特に金本氏の記録を巡る話には、多くのファンが感動したことでしょう。また、チームとしての結束や、選手の健康を考える姿勢も印象に残ります。
キーワード解説

  • トークショーとは?
  • フルイニング出場とは?

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