プロ野球セ・パ交流戦、阪神ーソフトバンクの試合結果
6月22日、甲子園球場で行われたプロ野球セ・パ交流戦で、阪神のドラフト1位ルーキー伊原陵人投手が登板した伊原投手は試合開始から3回まで無失点に抑える好投を見せていたが、4回に発生した守備のミスが影響し、悲運の先制点を許してしまった
エラーが招いたピンチ
4回表、伊原投手は栗原陵矢選手の内野ゴロを中野拓夢選手がグラブで弾くエラーからピンチが生じるその後、石塚綜一郎選手の打球もサードのヘルナンデス選手が捕球できず、2つのエラーが重なり2アウト2・3塁と厳しい状況に
続くダウンズ選手に対して投じたカットボールがレフト前に飛ばされ、走者を全て返される形で2点を献上した
降板後の伊原投手のコメント
5回を投げ終えた伊原投手は、7奪三振を記録し1失点でマウンドを降りた試合後に「しっかり低めにボールを集めることで落ち着いてアウトを取っていくことができたと思います」と振り返りつつ、「いつも野手のみなさんに守りでも助けてもらっているので、ミスが出た時にカバーできず悔しいです
チームを勝たせる投手はああいった場面でカバーできるはずなので課題として頑張ります」と成長の意欲を示した
今後の展望
伊原投手の素質は十分に感じられ、今後の試合でのさらなる活躍が期待される守備陣の支えも重要な要素となるため、チーム全体で連携を深めていく必要があるだろう
今回の試合では、伊原投手がエラーによる先制点を許しながらも好投を見せ、成長を誓った。そのコメントからは、チームプレーの重要性が窺える。また、今後の彼の成長が楽しみである。
キーワード解説
- カットボールとは？：カットボールは、ピッチャーが投げる球種の一つで、ボールの横方向に回転をかけ、打者が予測しにくい変化を生じる球です。
- 無失点とは？：無失点とは、投手が試合中に相手チームに得点を与えずに抑えることを指し、特に評価される投球内容です。
- 奪三振とは？：奪三振とは、投手が打者を三振に打ち取ることを指し、ピッチャーの力を示す指標の一つです。
