ロッテは、両軍合わせて30安打、19得点という乱打戦の末、10-9で勝利
特に注目を集めたのは、ロッテのドラフト1位ルーキーである西川史礁外野手(22)だ
彼は「5番・左翼」として先発出場し、初の猛打賞を達成する活躍を見せた
西川の打撃内容
西川は5打数4安打1打点を記録特に、1回に山本大斗選手の先制3ランホームランの直後に、先発投手バウアーのカットボールを捉えて左越え三塁打を放った
続いて友杉選手の二塁打を経て、4点目のホームを踏み、その積極的なプレースタイルが勝利に直結した
切磋琢磨する同級生たち
西川は、同じ年齢の山本選手との連携を強調「(山本)大斗がホームランを打って流れを切るんじゃなくて、自分も続こうという思いがあった」とコメントし、互いに刺激を受け合う関係性を示した
このような若手選手同士の切磋琢磨は、チーム全体の士気を高める要因となっている
西川の成長過程
また、ロッテのサブローヘッドコーチは西川を長年指導しており、「打撃ポイントが前だったが、彼のバットスピードは特別」とその能力の高さを称賛ボールをしっかり呼び込むために、ミートポイントを手元に寄せる技術を習得したことで、見極め能力が向上した
今後の展望
西川は、これで3試合連続で複数安打を記録し、「いい方向に進んでいる継続してやりたい」と話し、成長を実感している様子だった
4月と5月には2度の二軍落ちを経験しているが、再び前線で活躍する姿が期待されている
今回の試合では、若手選手の活躍が際立った。特に西川選手の成長は目覚ましく、打撃技術や試合に対する姿勢が高く評価されている。若手選手の成長がロッテの未来に明るい光をもたらすことを期待したい。
キーワード解説
- 猛打賞とは?打者が1試合で3安打以上を記録することを指し、特に目立った活躍を意味する。
- カットボールとは?ボールが急に横に曲がる変化球で、特に打者にとってはタイミングを取りづらく、打ちにくい球種です。

