試合序盤、オリックスは初回に1死一、三塁のチャンスを迎える
ここで杉本裕太郎選手が、ヤクルトの中村優投手から中前に先制の適時打を放った
「追い込まれていたので、なんとか食らいつこうとしました
運良くいいところに飛んでくれたので、とても嬉しいです」と語る杉本選手の表情は弾けた
交流戦期間中の彼の打率は、昨年同様に好調で3割3分3厘をマーク
昨年の交流戦では打率3割9分1厘で首位打者にも輝いた
また、杉本選手はチームメートに積極的にアドバイスを求めており、「あまり振りすぎず、コンタクトを意識して」と、前日まで4戦連続打点を記録していた西川選手からの金言を実行
5回には再び左前打を放ち、打席に立つ姿勢をしっかりと身に着けていた
西川選手も負けじと活躍し、6回に1死満塁の状況で、貴重な2点適時打を放った
これにより、彼は連続試合打点を5に伸ばし、交流戦での打率も3割2分8厘に達した
昨季はチーム打率が2割3分8厘でリーグ5位だったが、今シーズンは67試合を終え、両リーグトップの2割6分2厘へと大きく改善している
「開幕してからずっと、みんなが打つので、僕も良い刺激を貰っています
これからももっと打てるよう頑張りたいです」と杉本選手は意気込む
レギュラーシーズン再開後も、オリックス全体での打撃力をさらに高めていくことが期待される
オリックスの杉本選手と西川選手が交流戦で連携し、チームの勝利に貢献したことは非常に素晴らしい。特に、杉本選手がチームメートからのアドバイスをいかに活かしているかが印象的だ。交流戦が続く中で、選手たちの活躍に早くも期待が高まっている。
キーワード解説
- 交流戦とは?プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は、セリーグとパリーグのチームが対戦する特別な期間を指します。
- 適時打とは?走者がいる状態でヒットを打ち、得点をもたらす打撃を指します。
- 打率とは?選手のヒット数を打数で割った割合を示し、選手の打撃成績を評価する指標となります。

