阪神・伊原、連続失策で冤罪的な2敗目を喫す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇交流戦 阪神1―3ソフトバンク(2025年6月22日 甲子園) 阪神・伊原が不運な2敗目を喫した

6回を投げて3安打2失点という成績は決して悪くないものの、失点に絡んだ味方野手の連続失策が痛かった

ルーキー左腕は試合後、「いつも(野手には)守備でカバーしてもらっているので

そこを自分がカバーできなかったのが良くなかった」と自身のプレーを悔いた

不運の連鎖、致命的なミス

試合の転機は4回2死の場面で起こった

この場面で栗原が放った一、二塁間への打球に、二塁手の中野が追いつくもファンブルを犯してしまった

中野は今季70試合目の出場で初の失策となった

このミスは連鎖的に次の失策へと繋がり、三塁手のヘルナンデスが続く石塚の打球を落球してしまった

この間に進塁を許した栗原が二、三塁へ進むと、次の打者ダウンズに高めに浮いたカットボールを打たれ、先制の2点打を浴びることとなった

伊原の奮闘

それでも伊原は持ち前の制球力を発揮し、6回で7奪三振という成績を記録した

交流戦の優勝チームを相手に存在感を示し、指揮を執る藤川監督も「十分じゃないですか」と評価した

自責点は0で防御率も1.08と順調に推移している

次戦への期待

試合後、伊原は「特別(三振は)狙ってはいない

良いところは継続して、悪いところは反省して次につなげられるようにしたい」とコメントを残した

27日から再開されるリーグ戦でも、背番号18に寄せられる期待は大きい

阪神・伊原投手は、自身の好投にもかかわらず、連続した失策によって敗北を喫しました。チームメイトのエラーが、彼の成果に影を落とした形です。今後、どのようにチームが士気を高めていくのかにも注目です。
キーワード解説

  • ルーキーとは?:プロスポーツにおいて、まだ試合に出てから1年未満の選手を指す。初めてのシーズンであるため、特に注目されやすい。
  • 防御率とは?:投手の成績を示す指標であり、9イニングあたりに許した自責点の平均を表す。低いほど優秀とされる。
  • カットボールとは?:投手が投げる変化球速報の一つで、直球に似ているが、横に切れる特性を持つ。打者にとっては非力なボールでも特徴的な動きをする。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。