中日のドラフト1位ルーキー・金丸夢斗投手が好投、無失点で先発登板

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◇22日 ウエスタン・リーグ 中日2―0阪神(ナゴヤ)中日のドラフト1位ルーキー・金丸夢斗投手(22)が、ウエスタン・リーグの阪神戦で先発し、5回を4安打無失点で好投した

この試合は、1軍での登板間隔が空くための調整登板として位置付けられ、金丸はリラックスした状態でマウンドに上がった

金丸投手は、「初球から際どいコースを狙うのではなく、追い込むまでは甘くアバウトに投げて、最後に際を狙う投球をテーマにしていました」と語り、戦略が明確であることを示した

初回は、先頭打者である中川選手を152キロの直球で左飛に抑え、その後のアルナエス選手には死球を与えたが、後続の小野寺選手を右飛、原口選手を空振り三振に仕留めたことで、失点を防いだ

2回以降も金丸投手は直球を軸に打者を手玉に取り、5回には先頭の井坪選手に左前打を許したが、後続を2者連続で打ち取り、続くアルナエス選手の打球が中前に運ばれたものの、外野手の浜選手がバックホームして本塁アウトを奪った

試合の最後には、金丸投手は予定通り75球を投げ切り、「投げたい球を、試したいように投げられました」と感想を述べた

この日の試合では、理想とする直球での空振りを5球奪った他、ファウルも打たせ、変化球を多投することができた

金丸投手は、「アバウトな球で打ち取れる攻め方ができればいいな」と述べ、試合を通じて良いイメージを膨らませた

金丸投手は、これまで5試合に登板し、0勝2敗、防御率は2.37

自身の成長について「自分のできることをすれば、おのずと結果は付いてくると思う」とコメントし、プロ初勝利への期待が高まる

金丸夢斗投手は、今後の成長が期待される選手で、今回の無失点投球は彼にとって良い経験となるでしょう。特に、彼が取り組んだ「アバウトに投球する」戦略は、今後の試合でも効果的であると考えられます。プロ初勝利を目指して努力する姿勢が印象深いです。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?ウエスタン・リーグは、プロ野球の二軍によるリーグであり、選手育成や調整の場として重要な役割を果たしています。
  • 直球とは?直球は、ピッチャーが力強く投げるストレートな球で、打者にとって最も打たれやすい球の一つです。
  • 防御率とは?防御率は、投手が自分の投球によって与えた失点を基に計算される指標で、低いほど優れた成績となります。

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