巨人・吉川尚輝が3年ぶりの4番での送りバント、勝利に貢献

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18日に行われた巨人と日本ハムの交流戦で、巨人の4番・吉川尚輝選手が送りバントを成功させ、チームを勝利に導く重要な役割を果たしました

この試合は東京ドームで行われ、巨人は1点を追う展開から始まりました

試合の流れ

6回、無死一、二塁の場面で、巨人の2番・坂本選手は四球で出塁し、続く3番・泉口選手は右前安打を放ち、チャンスが広がりました

続く吉川選手が1-0からの2球目を送りバントし、これが見事に成功して1死二、三塁に

この犠打により、後続の増田陸選手が犠牲フライを放ち、瞬時に同点に追いつきました

巨人の4番が送りバントを行う意義

巨人の4番選手が送りバントを行うのは極めて珍しいことで、これは特に彼らの役割が主に得点を挙げることに集中しているためです

実際、巨人の4番が犠打を成功させたのは、2022年9月21日の中田翔選手以来3年ぶりのこととなります

歴代4番の送りバント記録

選手名 回数
宇野光雄 1 1951年
川上哲治 10 1954, 1956, 1957, 1958年
長嶋茂雄 3 1958, 1961, 1968年
王貞治 1 1962年
松井秀喜 1 1995年
阿部慎之助 2 2012, 2017年
吉川尚輝 1 2025年
成功した送りバントの影響
今回の試合での吉川選手の犠打は、その後の逆転に繋がり、最終的には巨人が2-1で勝利を収めました

歴史的に見ても、巨人の4番が犠打を成功させた試合は、50年以降で20勝8敗2分けと高い勝率を記録しています

今回の試合で吉川選手が見せた送りバントは、チームの状況を考慮した非常に戦略的なプレーでした。4番という打順での犠打は珍しいものの、得点を挙げるために必要な判断であったことが伺えます。選手たちは常にチームの勝利を優先してプレーしており、その姿勢が勝利に繋がったと言えるでしょう。
キーワード解説

  • 送りバントとは?バッターがバットを使い、打球をピッチャーや内野手の方へ転がすこと。主に進塁を目的として行われる戦術です。
  • 犠牲フライとは?打者が飛ばしたボールが外野に捕られた場合でも、走者が次の塁に進むことを許すためのフライボールです。

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