ソフトバンク、クローザー未定の新戦略でリーグ再開へ

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ソフトバンクの倉野信次1軍投手コーチ(49)は、リーグ戦再開後に「守護神」の配置を固定しない方針を明かした

この発表は、監督の小久保裕紀との話し合いを踏まえたものとされており、「状況によって」と強調した

シーズン開幕当初からクローザーを務めていたロベルト・オスナ投手(30)の不調が影響を及ぼしている

特に、6月6日のヤクルト戦では、リードを守ることができず、同点の2ランを打たれてしまったため、彼は配置転換を余儀なくされた

これ以降、杉山一樹投手(27)や藤井皓哉投手(27)などが“日替わり守護神”として起用され、見事なパフォーマンスを発揮している

杉山投手はチーム最多の3セーブを挙げ、藤井投手も2セーブ、さらに津森投手も1セーブと、全員がセーブ失敗を経験していない

これらの貢献が、ソフトバンクの6年ぶり9度目の交流戦優勝にもつながった

倉野コーチは、投手たちへの信頼感と期待を表現し、「頼りにしている部分も大きいです

彼らのパフォーマンスは非常に頼もしく思います」と語った

リーグ戦は27日から再開され、ロッテとの敵地での3連戦が待ち受けている

今後の試合に向けて、ソフトバンクの新たなクローザー戦略に注目が集まっている

ソフトバンクの新たなクローザー戦略は、その柔軟性が強みとなるかもしれません。不調に陥ったオスナ投手の後任として杉山投手や藤井投手が活躍していることは、チーム全体の投手力の向上を示しています。クローザー不在というリスクをどう乗り越えるのか、今後の試合での彼らのパフォーマンスに注目です。
キーワード解説

  • クローザーとは?:クローザーは、特に試合の終盤に登板し、リードを守る役割を担う投手のことです。重要な場面で投げるため、精神的にもプレッシャーがかかります。
  • セーブとは?:セーブは、投手が試合の結果に大きく貢献することを示す指標です。試合終了時に勝利しているチームのために、1点差以内の状況で登板して無失点で抑えることを指します。

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