巨人・西舘勇陽投手、交流戦最終戦に向けた意気込みを語る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
東京巨人軍の西舘勇陽投手(23)が、6月23日に川崎市のジャイアンツ球場で実施された調整練習に参加し、交流戦最終戦に向けた意気込みを語った

この試合は、2025年の交流戦を締めくくるロッテ戦であり、西舘は「チームとして良い形で交流戦を終われるように、何とか最低限の仕事ができれば」とコメント

これは、交流戦の成績がシーズン終盤に向けたチームにとって重要な意味を持つためである

ZOZOマリンの特性

西舘が今後登板するZOZOマリンスタジアムは、特有の強風が吹くことで知られ、投手に試練を与えることで有名である

特に、1995年に当時オリックスの野田浩司投手が記録した1試合19奪三振のプロ野球新記録も、この球場の風による影響を受けていたと言われている

外野から本塁方向へ吹く風は、変化球の落差を大きくするため、投手には有利に働くこともあるが、一方でコントロールを難しくするというリスクも伴う

大学時代の経験

中大時代に東都大学野球リーグで投げた経験がある西舘は、この特性を考慮しながら意気込みを語った

「大学のとき、野手にフライを3回くらい落とされたことがある

でも、巨人の野手陣なら安心です

強風だからこそ、変化球を有効に使いたい」と語り、強風を逆手に取る考えを示した

交流戦の結果と目標

現在、交流戦ではソフトバンクが1位、日本ハムが2位となっており、西舘はすでに交流戦での登板で2連勝を記録している

もし今後のロッテ戦で勝利を収めれば、両リーグ通じて3連勝を達成することとなり、2023年の戸郷以来の偉業となる

波に乗っている西舘は、強風の影響を利用しながら、交流戦最多勝を目指して挑む

西舘選手の強風を利用した戦略的なアプローチは非常に興味深い。特にZOZOマリン特有の風をどう乗り越えるかが勝敗の鍵になりそうだ。彼が持つ過去の経験を活かし、巨人としても大きな成果を上げることが期待される。
キーワード解説

  • キャッチボールとは?:投手や野手がスローイングの練習をするためにボールを投げ合うことを指します。基本的なスキルを磨くために行われます。
  • 交流戦とは?:プロ野球の各リーグのチームが対戦する特別なリーグ戦を指し、通常のシーズンとは異なる形式で行われます。
  • 変化球とは?:投手が投げるボールの中で、速度や軌道を変えることでバッターを欺くための技術を指します。代表的なのはスライダーやカーブです。
  • 風の影響とは?:特定の球場での風が試合に与える影響のことで、特に投手の投球や野手の守備に重要な役割を果たします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。